言葉の花綵185

 その生涯の初めと終りを円のように結びつけることのできる人間は幸福である。(ゲーテ)

 日本人の予言力は既に試験せられ、全部が落第ということにもう決定したのである。是からは蝸牛の匍うほどな速力を以て、まずその予言力を育てて行かねばならぬのだが、私などはただ学問より以外には、人を賢くする途は無いと思っている。(柳田国男)

 製作する人にも、使用する人にも幸福なものとして、民衆により、民衆のために作られる光栄ある芸術。(ウィリアム・モリス)

 一つの悪事を隠蔽するためには幾つも悪事を犯さねばなりません。(山崎今朝弥)

 星を見ながらライオンが
 女房にいった
 そろそろ、めしにしようか

 ライオンと女房は
 連れだってでかけ
 しみじみと縞馬を喰べた (くどうなおこ)

 無言が胸の中を唸ってゐる
 行為で語れないならばその胸が張り裂けても黙ってゐろ
 腐った勝利に鼻はまがる (萩原恭次郎)

 私は日々ただ無を制作し続けていた。(クロード・ドビュッシー)

 世の中には釘を打つべき金槌があり、金槌に打たれる釘がある。(unknown)

 ファースト・オファーはまず断るというのがビジネスの基本的鉄則だ。(『騎士団長殺し』 村上春樹)

 時間が奪っていくものもあれば、時間が与えてくれるものもある。時間を味方につけることが大事な仕事になる。(『騎士団長殺し』 村上春樹)

 連中に負けるわけにはいかなかった。システムに押しつぶされるわけにはいかなかった。(『騎士団長殺し』 村上春樹)

 あなたには望んでも手に入らないものを望むだけの力があります。でも私はこの人生において、望めば手に入るものしか望むことができなかった (『騎士団長殺し』 村上春樹)

 どんなに恐ろしくても、恐怖に自分を支配させてはならない。無感覚になってはならない。考えを失ってはならない。(『騎士団長殺し』 村上春樹)
by sabasaba13 | 2018-12-07 06:26 | 言葉の花綵 | Comments(0)
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