函館・札幌編(20):函館(15.9)

 戦争遺跡マニアとして外せない物件ですが、事前調査が不足でした。ここからタクシーに乗って運転手さんに頼めば、ホイホイと簡単に行けると嘗めていたのですが、飛んでも八分歩いて十六分。まずタクシーが見当たりません。せんかたない、ロープウェイで山麓駅まで下りてそこで客待ちをしているタクシーに乗り込み、「函館要塞を廻ってください」と頼みました。ところが運転手さん、沈思黙考して「うーん、一つしか思い浮かばないなあ」と一言。しかたない、そこへ連れていってもらうことにしました。再び函館山をのぼっていき、山頂近くにある「御殿山第二砲台跡」に到着。円形の台座跡が六つ、そして弾薬庫を拝見することができました。六日の菖蒲十日の菊、今ごろ見つけたのですが、函館市が「歴史散策ガイド」という地図つきの素晴らしいパンフレットを作成していて、それによると他に薬師山砲台跡・入江山観測所跡・千畳敷砲台跡があったのですね。ま、旅は腹八分、見残した物件があれば再訪しようという気になろうというもの。
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 山麓駅まで戻ってもらい、もうしばらく徒歩で函館を散策しましょう。すぐ近くにある函館市公民館は、三つの長方形を組み合わせたシャープなファサードが印象的です。かつては、1933(昭和8)年に篤志家・石館友作の寄付によって建てられた青年会館だったそうです。設計したのは函館市の建築技師であった小南武一で、旧市立図書館弥生小学校も彼の手によるものです。
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 となりにあるのが函館護国神社で、こちらにある旧奉安殿と箱館戦争における新政府軍戦死者の墓は以前に訪れました。「お守り 試験合格 つうがく」という看板がありましたが、"つうがく"とは何ぞや?
 山麓駅の近くには、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」という掲示がありました。
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 ミシュランが発行している外国人観光客向けのガイドブックで、日本全国の観光地のお薦め度が星の数で表されています。☆☆☆は「わざわざ旅行する価値がある」、☆☆が「寄り道する価値がある」、☆が「興味深い」というランクだそうです。ちなみに、「函館」「函館山からの眺望」が☆☆☆、「函館山」「旧函館区公会堂」「旧函館区公会堂からの素晴らしい景観」「元町の坂」「五稜郭跡」「五稜郭タワーからの眺望」が☆☆、「基坂」「北方民族資料館」「相馬株式会社社屋」「大三坂周辺の教会」「ロシア正教会(ハリストス正教会)」「カトリック元町教会の内装」「東本願寺函館別院」「八幡坂」「函館港の散策」「箱館高田屋嘉兵衛資料館の蔵」「高龍寺」「外国人墓地」「見晴公園」が☆でした。ちょっと渋いテイストを加えた、順当な選択ですね。個人的には「レトロな銭湯群」を☆☆としてほしいのですが。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2019-01-07 07:31 | 北海道 | Comments(0)
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