函館・札幌編(27):函館(15.9)

 東坂をおりると、右手に旧小林写真館があります。神戸から函館に渡ってきた写真家・小林健蔵が1902(明治35)年に開業した写真館で、建物は1907(明治40)年築、現存する写真館として北海道最古の洋風建築だそうです。
c0051620_2241226.jpg

 電車通りを渡ってすこし歩くと、かつての廻船問屋遠藤商店の店舗を利用したカフェダイニング「JOE&RACCOON」があります。三連アーチが洒落た白亜の洋館で、竣工は1885(明治18)年。なお"JOE"とは、この店近くの海岸から密航した新島襄にあやかったそうです。
c0051620_2243367.jpg

 そのとなりにあるのがレストラン「MOSSTREES」、明治末期に建てられた船具店を利用しています。西部劇に出てきそうなアメリカ開拓時代風の建物で、ヘンリー・フォンダが現われてテラスの椅子に腰かけて手すりに足を乗せそう。
c0051620_225543.jpg

 民宿「室屋」は、明治後期の町屋風の和風建築。元は海産商の店舗だったそうです。
c0051620_2252631.jpg

 東へと歩き、基坂を電車通りへのぼると、ミシュラン・ガイドで☆の相馬株式会社社屋があります。相馬株式会社は、相馬哲平が1863(文久3)年に米穀商「相馬商店」として開業、後に漁業仕込みや海陸物産商、土地投資などに事業転換しました。そう、旧函館区公会堂をはじめとする函館の発展に私財を投じて尽力した方ですね。1913(大正2)年築のルネサンス風建築で、ぺディメントやドーマー窓(屋根に突き出た窓)が印象的な、お洒落な建物です。
c0051620_2254419.jpg

 その向かいにあるのが函館市北方民族資料館、かつての日本銀行函館支店です。竣工は1926(大正15)年、何とも無機質で不愛想な佇まいですが、これは昭和30年代に実施された大規模な増改築の結果だそうです。
c0051620_226150.jpg

 それでは市電に乗って函館駅へと向かいましょう。幸い時間の余裕があるので、ホテルで今朝入手した5%割引のクーポンを握りしめて函館朝市どんぶり横丁市場「味鮮まえかわ」に入り、イカ刺しをいただきました。やっぱり函館に来たらイカを食べなくちゃね。
c0051620_2261532.jpg

 本日の一枚です。
c0051620_2263692.jpg

by sabasaba13 | 2019-01-21 07:30 | 北海道 | Comments(0)
<< 函館・札幌編(28):大沼公園... 函館・札幌編(26):函館(1... >>