函館・札幌編(30):余市へ(15.9)

 朝七時少し前に目覚めると、低血圧の山ノ神がすでに起きていて、デジタル・カメラを構えてテレビの画面を食い入るように凝視しています。なんだなんだ。ああそうか、今日は月曜日、「0655」の"たなくじ"を撮るためなんだね。ぱしゃ。なになに、「敬老大吉 お年寄りを大切にすると大吉が舞い込む」ぞなもし。
 そして次の番組「日曜美術館」(だったと思いますが)で、何と「夷酋列像」が紹介されたのです。「すごい絵ねえ」と感心する山ノ神、やった、さっそく機内誌で仕込んだ知識を伝授、彼女もいたく興味をもったようで、本日の午後に余市から戻った後に北海道博物館を訪れることになりました。すぐにフロントに行ってインターネットで所在地とアクセスを確認、「北海道開拓の村」の近くなので何とかなりそうです。
 とりあえず、ニッカウヰスキー余市蒸留所へと参りましょう。地下鉄に乗って札幌駅へ、地下街を歩いてバスターミナルに行き、8:25発の余市行き「高速ニセコ号(ニセコいこいの村行き)」に乗り込みました。「マッサン」人気のためか、ほぼ満席です。いざ出発。時計台は、午前九時前だというのに、多くの観光客で賑わっていました。よく「日本三大がっかり」などと揶揄されますが、私はその清楚な佇まいがけっこう好きです。
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 バスは高速道路を走って一路西へ、高速をおりて小樽駅前を通り過ぎていきます。やがて海沿いの道となり、右手に清冽な青さの海を楽しめました。本日は好天に恵まれ、ツーリングをしているバイクもよく見かけました。
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 余市が近づくにつれ、徐々に渋滞も激しくなります。やはり「マッサン」人気なのでしょう。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2019-02-02 06:27 | 北海道 | Comments(0)
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