2021桜便り(東京編2)

 都内の桜めぐり、二日目です。本日はまず青梅を訪れて、梅岩寺と釜の淵公園の桜を堪能します。青梅駅に着きブロンプトンを組み立て、観光案内所へ。観光地図とパンフレットをいただき、係の方に青梅のB級グルメを尋ねました。すると東京Xという豚肉をつかった肉うどんだそうで、駅近くの「玉川屋」で食べられるとのこと。よろしい、昼食はそちらでいただきましょう。
 梅岩寺は駅の裏、すぐ近くにありました。まるピンクのモンスターのような巨大な枝垂れ桜が遠目でも視認できました。境内には、二本の枝垂れ桜の古木がここを先途と咲き誇っていました。密集するほどではありませんが、見物客もかなりの数です。みなさんの幸せそうな笑顔が印象的でした。眼福眼福。
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 ここから急な坂道をくだって、多摩川のほとりにある釜の淵公園へ向かいます。帰りの上りが心配だなあ。地図を片手に路地を迷いながら走り下ると十数分で公園に到着、多摩川岸の桜並木は満開でした。鮎美橋を渡って桜を愛でながら公園内を徘徊。思ったほど桜が多くないのが、ちょっと残念でした。
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 柳淵橋を渡って青梅街道をウンセウンセとのぼり、青梅駅前に到着。「玉川屋」で美味しい肉うどんをいただきました。なお東京Xとは、青梅畜産試験場で開発されたブランド豚だそうです。
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 青梅は以前に訪れたので、今回は街走りを省略。その時の旅行記がありますので、よろしければご笑覧ください。なお「にゃにゃまがり」だけは行かなかったので、とりあえず走り抜けました。
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 ブロンプトンを折りたたんで電車に乗り、立川で下車。次なる目的地は根川緑道です。モノレールの下の道路を南下し、柴崎体育館駅のあたりで左折しましたが、いやはや大変な人出です。いたしかたない、体育館の駐輪場にブロンプトンを置き徒歩で散策することにしました。人工的につくられた小川と芝生、自由奔放に枝を伸ばす桜、その姿を鏡の映す水面、私の大好きな公園ですが、もう穴場ではなくなったようです。芝生にはブルーシートがある程度の距離をとりながらもぎっしりと並び敷かれ京都の鴨川状態。でも家族連れが中心の穏やかな花見客がほとんどで、花見よりも酒池肉林の乱痴気騒ぎが目的の集団がいなかったのは幸いでした。なお静謐な根川緑道を訪れたときの旅行記もよろしければご照覧ください。
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 立川駅に戻って中央線の列車に乗り、中野駅へ。ここから北へ伸びる中野通りには見事な桜並木が連なります。桜を満喫しながらのんびりと北上して帰宅することにしましょう。中野サンプラザのあたりでいきなりけたたましい爆音が聞こえ、二人乗りをしたバイクが傍若無人な蛇行運転をくりかえしていました。その前の歩道は、振袖姿の若い女性とスーツ姿の若い男性で埋め尽くされています。なんだこれは? どうやらコロナ禍で中止となった中野区の成人式のようですね。明証もなく、また十把一絡げにはしたくはないのですが、着飾ることと群れることと乱痴気騒ぎが大好きな若者が増えたような気がします。ふと、いまビルマ(ミャンマー)で民主主義を守るために軍と闘っている若者たちの映像が、そして現在読んでいる『たったひとりのストライキ』(海と月社)の著者グレタ・トゥーンベリ氏のことが、頭をよぎりました。
 中野通りは、約2キロにわたって道路の両側に約320本の桜が植えられた有数の花見スポットです。満開の桜を愛でながらのんびりとペダルをこぎました。
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 途中にあるのが哲学堂公園、井上円了が創設した精神修養の場を整備して公開した公園です。こちらの桜の名所ということなので立ち寄り、さくらの広場と池のあたりの桜を楽しみました。
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 なお公園の横を流れる妙正寺川は、桜並木が延々と続きます。
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 それでは千川通りを走って帰宅することにしましょう。中野通りのどんつきと新青梅街道が交わるT字路で信号待ちをしていると、正面にあるお寺さんの石段を、数人のご老人がにこやかに談笑しながらおりてきました。ラフな服装や雰囲気からみて、法事や墓参ではないようです。もしかしたら…見事な桜があるのでは。駄目でもともと、いそいそと石段をのぼって境内に入ると… うーん、マンダム。古武士のような風格のある桜の巨木が数本、艶やかに咲き誇っていました。おまけに花見客は誰もいません。静謐な雰囲気の中、心ゆくまで花見を楽しみました。ちなみにここは蓮華寺というお寺さんです。
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 なおこちらには井上円了のお墓がありました。
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 T字路を右折してすぐに左折、千川通りに入って桜並木の下を走ります。武蔵大学と練馬駅あたりまでの間に、見応えのある桜が並んでいます。
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 追記です。その二日後、山ノ神を誘ってほぼ同じコースを通って中野通りの花見をしました。その途中、ふと脇の路地に目をやると、遠くに満開の桜が見えました。せっかくなので行ってみると、そこは新井薬師。堂々とした桜の古木が境内をうめています。残念ながら満開は過ぎて葉桜になりはじめていましたが、陽光にきらめく桜吹雪を堪能することができました。来年はぜひこちらにも寄ることにしましょう。
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by sabasaba13 | 2021-03-30 08:57 | 鶏肋 | Comments(0)
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