片山夏子氏の講演会を聴き、帰宅のためJR吉祥寺駅で列車を待っていると、
西荻窪駅で降りて買い物につきあってと山ノ神が言いました。結婚生活を充実させるコツは、引くべきところは引いて、押すべきところも引く。御意。生活必需品以外の物はほとんど買わない、清貧なる彼女のことですから、糞の役にも立たない奢侈品ではなく、食品を買うと見た。ビンゴ。まずは西洋料理店「
こけし屋」に寄って今晩のおかずを購入。このお店は、美味しくて値段はリーズナブル、われわれの御用達です。
そして「
フランクフルト」へ、こちらのフランクフルト・ソーセージは肉汁があふれる絶品。それを購入するとともに山ノ神、以前から気になっていたというサラフワコンビーフもお買い上げです。サラフワ? お店のHPにこうありました。
当店自慢の自家製のコンビーフです。牛モモ肉を塩漬けして長時間加圧、加熱した後繊維をほぐし調味したものです。缶詰と違いサラッとしていて皆様から好評をいただいております。
トーストに乗せたり、マヨネーズとあえてサラダにしたり、炒め物やコロッケ、カレー等いろいろな料理のアクセントに加えたりと使い方はお客様次第です。
サラッとしてフワッとしているということですね。レジのところで一緒に包装を待っていると、目の前にコンビーフ丼のレシピが貼ってありました。小生、不倶戴天の敵・スマートフォンを持っておりませんので、凝視十五秒、頑張って暗記しました。駅のホームでそのレシピを持参した文庫本の裏表紙にメモ。帰宅後、さっそく山ノ神につくってもらいました。
①熱々のご飯にサラフワコンビーフを乗せる。
②玉子の黄身を乗せて、青ネギをちらしかける。
③醤油を適量かけて、ワサビをそえる。
④かきまぜて食べる。これだけ。いやほんと。
美味しい… うっとりしてしまふ… くどい油っぽさがなく牛肉の旨さを味わえるコンビーフと濃厚な味の黄身のマリアージュ。それをひきたてるのが、『美味しんぼ』で山岡士郎が言っていたように牛肉ともっとも相性のよい醤油。ピリッと料理をひきしめるワサビと香たかい青ネギも欠かせないバイプレーヤーです。グランド・オペラとは言いませんが、オペレッタのように軽やかで芳醇な味に二人とも大満足。「フランクフルト」の回し者ではありませんが、ぜひこのサラフワコンビーフでお試しあれ。
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