鎌倉編(6):(22.12)

 夕食までまだ少々時間があるので、御成商店街を四人でぶらつきました。知人の御用達だという乾物屋に入ると、「鎌倉さば」の水煮缶詰を売っていました。と聞いたら黙って見過ごすわけにはいきません。即購入。余談ですが翌日食べたところ、味は並、詰め方もスカスカ、もう君と会うことはないだろう、♪粋な別れをしようぜ♪。
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 買い物をすませて外へ出ると、目の前は「高崎屋」という酒屋さんでした。ふと建物上部を見上げると「NO RIQUOR, NO LIFE !」という言葉が躍っています。酒がないと生きていけない、何と素晴らしい言葉なんだ。そして店先を見ると、この言葉をプリントしたTシャツがぶらさがっています。変なTシャツ、お酒のTシャツ、ご当地Tシャツを集めている小生としては黙って見過ごすわけにはいきません。即、白いLサイズのものを購入。末長いおつきあいになりそうな予感。♪僕は死ぬまで君を離さないぞ、いいだろ♪
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 そして「HOT CARROT」に到着、古民家を再利用した料理店で、すぐ脇を江ノ電が走り抜けていくのが見えます。これは楽しい。牡蠣と山芋と青海苔の前菜も、自家製パンも、舌の上でとろけるようなビーフ・リヨネーズも美味しかったのですが、感動したのはハート型のガーリック・トーストです。しっかりと小麦の味がするパンとニンニク・バターのバランスが絶妙。今も山ノ神と「また食べたいね」と話したところです。
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 そして鎌倉駅から電車に乗って帰宅。今回の旅でいちばん心に残ったのは、やはり光明寺裏山展望台からの眺望です。そしてそこに至る過程が面白かった。Sさんが原節子のお墓を「ふじい」のご主人に尋ねるという偶然。ご主人が、高倉健のお墓が光明寺にあると教えてくれた偶然。尋ねたらたまたま寺男さんがいたという偶然。別れ際に、展望台のことを教えてくれた偶然。いくつもの偶然が重なって、あの眺望にたどり着くことができました。Serendipity(セレンディピィティ)という英語の言い回しがあり、「偶然により、予期せぬ良いもの、面白いものに遭遇する能力」「予期せぬ幸福をつかむ能力」という意味だそうです。なかなか素敵な言葉ですね。私たちにその能力があるのかどうかは分かりませんが、片鱗くらいはありそうです。ただこの力を身につけるためのコツははっきりしています。そう、人と話すこと。旅に出たら、いや日常でも、できうる限り人と話したいと思います。

by sabasaba13 | 2022-12-30 07:27 | 関東 | Comments(0)
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