青森・秋田編(26):花岡~秋田(05.9)

 さて運転手さんにお願いして、心当たりのニンギョを二件紹介してもらいました。一物付きのものではありませんが、ユニークで微笑ましい道祖神で、当然のことながら集落の入り口に鎮座されております。安曇野にある微笑ましい双体石仏だけが道祖神ではありませぬ。真鶴半島の道祖神も個性的でしたが、大館周辺のものは輪をかけて個性的です。全国道祖神めぐりも面白そうですね。なおそのうちの一つと道を挟んで白馬の人形とペニス(金精様?)が鎮座されていました。これも道祖神か、はたまた屋敷神か。興味を引かれますね。
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 さて大館駅でおろしてもらい、奥羽本線で秋田に向かいましょう。大館駅で最後のはめこみを発見しました。比内地鶏と二本のきりたんぽ! こんな美味しそうなはめこみはここだけではないでしょうか。ご教示を乞う。約二時間で秋田に到着です。途中、右手に八郎潟を見ることができました。減反政策や食糧管理制度の廃止など、ここも国の政策に振り回されている地域ですね。
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 一時間ほど時間があるので、赤れんが郷土館、千秋公園など駅周辺を少し散歩しました。ほんとは県立美術館に行きたかったのですが、さすがに無理でした。駅前に戻ると、おおっ、ここにも「菅江真澄の道」の木柱があります。「八束穂とみのるみとしの秋田路や 窪田の落穂いざひろはなむ」 私の跡を辿っておいで、と真澄に手招きされたような気持ちです。
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 というわけで、いつもにまして修羅の如く“何でも見てやろう”という姿勢に徹底した徘徊でした。そして東北の栄光と悲惨をかみしめてきました。特に会津藩士の流罪の地、軍事基地・施設が集中し、そして放射性廃棄物を永劫に押し付けられようとしている下北半島は印象深かったですね。今回は、土地は記憶をもっているんだということを痛感。原発関連施設では、かつての六ヶ所村村民の暮らし。十三湖では、中世の国際貿易都市。斜陽館では、土間に積まれた小作米とそれを見つめる津島修治。花岡の体育館では、惨殺された中国人労働者。それを偲ぶよすがは残されておらず、興味・関心・知識がなければ何も気づかず通り過ぎてしまう。忘れてはいけない記憶をたどる旅はまだまだ続きそうです。六ヶ所村と花岡事件は、現在進行形の問題を抱えているので、事態を注視していくつもりです。さて今年の9月はどこに行こうかな。一応、佐渡・新潟・富山彷徨を考えておりますが、いい情報があったら教えてください。チャオ

 本日の一枚は、大館のニンギョです。
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by sabasaba13 | 2006-01-07 08:43 | 東北 | Comments(2)
Commented by みやちゃん at 2006-01-22 12:08 x
グーブログにコメント・TBをいただき感謝です。
ユニークな道祖神情報もありがとうございました。
Commented by sabasaba13 at 2006-01-22 12:37
 こんにちは。これからも長野県の素敵な道祖神の紹介を楽しみにしています。旅先で出会えた、いろいろな道祖神も紹介していくつもりです。
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