「江古田映画祭」は14回目回目を迎えました。福島での原発事故に加え、能登での地震、核兵器や教育などをテーマにした選りすぐりのドキュメンタリー映画を集めました。ぜひお越しください。
江古田映画祭実行委員長代表 永田浩三
日本被団協 ノーベル平和賞受賞 代表委員 田中熙巳(てるみ)氏来演!
3月1日(土)2部映画上映後、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)代表委員田中熙巳(てるみ)氏をお招きいたします。
授賞式でのスピーチには感銘を受けましたが、今度はどのようなお話を伺えるのか楽しみです。女房をし…もとい女房と一緒にぜひ聞きに行きましょう。
急遽会場が武蔵大学前の練馬グレースチャペルに変更となりましたが、まずは『知りたがりのおせっかい~おしどりマコ・ケンの14年』を観てきました。映画祭実行委員長の武蔵大学永田ゼミ卒業制作作品で、野田茜里監督による45分の短尺ドキュメンタリー映画です。
東電の記者会見で、どの記者よりも鋭く追及し発信を続けるおしどりマコ・ケン。ふたりに半年間密着した野田氏による卒業制作。
まずは「
おしどりマコ・ケン」のプロフィールです。ケンは大阪生まれ、パントマイムや針金やテルミンをあやつる。パントマイムダンサーとしてヨーロッパの劇場をまわる。マコと出会い、ぞっこんになり、芸人に。マコは神戸生まれ、鳥取大学医学部生命科学科を中退し、東西屋ちんどん通信社に入門。アコーディオン流しを経て芸人に。
東京電力福島第一原子力発電所事故(東日本大震災)後、東京電力の記者会見、様々な省庁、地方自治体の会見、議会・検討会・学会・シンポジウムを取材。また現地にも頻繁に足を運び取材し、その模様を様々な媒体で公開している。
おしどりマコ・ケンの活動を堅実に描いたドキュメンタリー映画でした。特にコンピュータ・グラフィックを利用したわかりやすい説明がいいですね。野田監督曰く、判断材料をみなさんと共有したいとのことです。
またのらりくらりと説明を避け責任を免れようとする東京電力と、それを論理的に論破して執拗に追いつめていくおしどりマコ・ケンの対比がよくわかりました。メディアはこうした東電の記者会見の様子をぜひ私たちに伝えてほしいものです。東電の説明責任からの逃避と、底抜けの無責任体質がほんとうによくわかります。これを見れば東電が事故を隠蔽し、責任を取らず、原発と新設に邁進する東京電力。原発再稼働と新設に賛成の方や無関心な方も多いように見受けられますが、きっと考えが変わると思います。反省も説明も検証もしていない以上、また電力会社は過酷な原発事故を引き起こすでしょう。そしてまた説明もせず、責任もとらない。
なお映画の中で、マコ氏が言われた言葉が印象的でした。
ハミガキをさぼると虫歯になります。ハミガキは誰かまかせはできないし、毎日コツコツしないといけない。ハミガキも脱原発も同じ。自分の歯を磨くのと、自分の社会を磨くのは同じ。ハミガキをするように社会のことを考えて暮らしましょう。(おしどりマコ)
脱原発・反原発運動にあたって、さぼらない、人任せにしない、毎日コツコツと取り組む。含蓄のある言葉です。
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