追悼 たまちゃん

 わが家の裏にあるアパートの方が飼われている猫・たまちゃんについては、23年7月24年8月25年7月25年9月とたびたび紹介してきました。
 地を焦がし血が沸騰するような猛暑・酷暑・溽暑・炎暑のなか、少しでも涼しい処を求めて健気に努力をしつづけた彼女に何度励まされたことか。
 また同時に、多くの時をのんべんだらりと寝て過ごすその怠惰で可憐な姿に、何度癒やされたことか。われらは生きているだけで価値があるのだとあらためて教えてもらいました。
 そのたまちゃんが昨日亡くなりました。山ノ神が得た情報によると、朝六時ごろ、警官がビニール袋に入れた彼女の遺体を飼い主のもとに届けに来たそうです。以前に、警察への登録を済ませてあったのですぐに飼い主が判明したそうです。車による轢死で遺体の損傷もひどく、警官も体の一部だけしか見せてくれなかったとのこと。このまま警察で処理しましょうかという申し出に対し、飼い主の方は引き取って動物の葬儀屋に火葬を依頼したそうです。

 私も、山ノ神も、大きな衝撃を受け、とてつもない喪失感に包まれています。もう彼女の姿を見ることはできないのか… 涙腺が決壊しそう。

 彼女の遺影を上梓し、冥福を祈ります。たまちゃんよ、"超畜生道に堕落しつつある地球の表面より"離れて安らかに眠れ。

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 追記です。自動車を運転されるみなさまへ。対猫・対人事故を防ぐため、くれぐれも過度なスピードを出さぬよう、心からお願いします。

by sabasaba13 | 2025-10-11 06:59 | 鶏肋 | Comments(0)
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