ダボス編(4):朝食(05.12)

 さて翌日ですが、雲一つない快晴で、気温も暖かそう。何て強運なんだあ、ペンチャン待ちのフリテンリーチ一発ツモ裏ドラ3という気持ち。陽光に輝くアルプスの白い山なみが早くおいでと手招きしています。
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 そうあわてなさんな、とまずはのんびりと朝食です。朝食の時間が7:30~10:00というのもリゾート地ならでは。クリスマス前なので客も少ないようで、8:00頃に食堂に行ったら誰もいませんでした。スイスは基本的にコンチネンタル・ブレックファストで、パンと珈琲と少々のハム・チーズです。全身全霊こめて夕食を享楽するので、朝食は軽めにするのがヨーロッパの文化なのでしょう。昼食もゆっくりたっぷり楽しむしね。しかし、このホテルではゆで卵とヨーグルトつきでした、これはやはり嬉しい。表面がパリパリとした香ばしいパンや、濃厚な味のチーズも結構なのですが、卵の美味しいこと美味しいこと。後でガイドブックを読んだところ、スイスではブロイラーは禁止されているとのことでした。観光資源を守るために重要な農業や酪農を国家として保護しているのでしょう。スイスがEUに加盟しない理由もここにありそう。ま、その分物価が(日本よりも)高いのは、重々覚悟しておきましょう。安全で美味しいものが食べられるのなら、ある程度は物価高を耐えなくてはならないのかもしれません。どこかの国の危険性の高い牛肉の輸入を平然と解禁してしまうどこかの国の政府よりは、よっぽど志は高いと思います。平生、十五分ほどで食事をすませてしまう小生も、陽光に輝くアルプスを見ながら、静かな食堂で美味しい朝食を食べていると、あっという間に四十分も時間をかけてしまいます。これだけでも来る価値がありますね、大広間に詰め込まれてブロイラーのように餌を与えられるような環境には、もう堪えられそうにありません。
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 さてまずはスキー板を借りなくては。履き慣れた靴は持参しますが、板はレンタルで十分です。海外のスキー場では、けっこう良いカービング・スキーをとりそろえてあります。何せ私の持っている板は、先端に穴が五つ開いているカザマ製の旧式モデルなものでもう何年も使っていません。勿体ないんだけどなあ。私はロシニョール、山ノ神は靴とおそろいのヘッドの、異様にビンディングが重い板を六日間借りることにしました。余談ながら、彼女が使っているラケットもヘッド。蛇足ながら私のラケットはヨネックス。「一番軽くて大きいのちょーだい」と言って購入しました。

 本日の一枚、ホテル前のクロスカントリーコースです。
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by sabasaba13 | 2006-03-08 06:04 | 海外 | Comments(0)
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