東北夏祭り編(21):新庄(06.8)

 本日はいよいよ最終日です。大曲から奥羽本線に乗って新庄へと向かいます。途中にあった駅が「後三年」。おおっ、このあたりで後三年の役(1083~87)が起きたのか! 源義家が恩賞欲しさに、豪族清原氏一族にむりやりしかけた侵略戦争ですね。その屈辱を忘れないために、地名として残し続けてきたのかもしれません。11時ごろ新庄に到着、駅構内には人形を飾り立てたジオラマのような山車が展示してありました。解説を読むと、ここでは「風流(ふりゅう?)」と呼ぶそうです。かつて都を席巻した御霊会や田楽のように、派手で無遠慮な馬鹿騒ぎによって魔物や邪気を追い払うという伝統が息づいているのでしょう。
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 駅構内にある観光案内所で資料や地図をもらい、いろいろと相談にのってもらいました。四ヶ村の棚田と金山に関する情報を入手し、さらに新庄近辺には多くの巨木があるということも教えられました。それらをめぐるバス・ツァーも企画されているそうです、これは面白そう。行ける範囲で行程に組み込みましょう。なおパンフレットによると環境庁が巨木の定義をし(地上から約130cmの位置での幹周が300cm以上の樹木)、林野庁が「森の巨人たち100選」を選定しているようです。官僚のセクショナリズムは巨木にまでおよんでいるんだ、おそるべし。それにしても木っ端役人が「なんとか100選」を選ぶという企画がやたら増えてきたような気がします。予算目当てか、官僚の権威を浸透させるためか、よくわかりませんが踊らされないようにしましょう。といいながら「棚田百選」に踊ってしまう私、自戒自戒。ついでに、「新幹線」の定義も知りたいところです。秋田新幹線や山形新幹線というネーミングには、かなり違和感を覚えます。単線にして踏み切りのある長閑な路線なのですから、プロイセンの軍隊のような二点間の最短距離は直線的発想を思わせる「新幹線」という呼称はなじまないのではないかな。
by sabasaba13 | 2006-09-26 06:03 | 東北 | Comments(2)
Commented by KawazuKiyoshi at 2006-09-27 12:41
全く木っ端役人が闊歩していう。
少しは勉強をしたらよいのにねー。
Commented by sabasaba13 at 2006-09-28 20:10
 こんばんは。官僚たちがやたらと「~100選」を選びたがるのは怖いですね。クレヨンしんちゃん風に言うと「おめーらに決められたくねーよ」というところでしょうか。
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