テニアン・サイパン編(4):テニアン(06.8)

 さてまずはタガ・ビーチへ。かつて王様専用のビーチだったそうですが、残念ながら曇天のため海の色は灰色で、波があるため透明度も高くありません。晴天だったらさぞや美しいビーチであろうと想像はできるのですが。そしてタガ遺跡へ。石柱の上にお椀形の石が乗っかっている高さ3mほどの、謎の石造物です。台風によってなぎ倒されたため、一基しか立っておらず、残り数基は瓦礫のごとき状態です。おそらくは宗教的な施設だと思いますが、確証はありません。隣には、日本人がつくった戦没者の慰霊碑がいくつかあります。
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 道路をわたって海岸の方へ行くと、かつての漁業関係の事務所が戦時中の弾痕を残したまま廃墟となって残っています。その前には、島民が海中から引き揚げたグラマンのプロペラとエンジンが置かれていました。
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 そして島を北上、中心街、と言っても数十軒の建物が散在するサン・ホセの町を通り抜け、アメリカ兵がブロードウェイと名づけた長い長い直線道路をさらに北へ向かいます。途中右手にあったのが、日本海軍通信所跡です。平べったい二階建ての建物で、一時牛の屠殺場として利用されていたそうですが、現在では廃墟となっています。ここも生々しい弾痕が壁に残されていました。しばらく行くと左手に鳥居が見えてきました。
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 車から降ろしてもらうと、奥にもう一基鳥居が見えます。やはり上部には弾痕が残っていました。詳しい説明は失念してしまったのですが、日本人がつくったものと、戦後にアメリカ人がつくったもののようです。しかし後者については何故? ふたたび車に乗ってしばらく行くとブロードウェイの終点に、親日的なチャモロ人がつくった日の出神社があります。
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 そして潮吹き海岸へ。風化した珊瑚の割れ目から、波が打ち寄せるたびに勢いよく潮が吹き上がります。すぐ対岸にはサイパン島を見ることができます。車に乗り左手を見ると、鉄条網が張り巡らされ、「危険 不発弾 立入禁止」という看板がありました。ガイドさんの話によると、いまだに不発弾や地雷が発見されるとのこと。日本政府・アメリカ政府が責任をもって撤去すべきだと思うのですが。
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 本日の二枚。タガ遺跡と、潮吹き海岸・サイパン島遠望です。
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by sabasaba13 | 2006-10-13 06:10 | 海外 | Comments(0)
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