テニアン・サイパン編(15):サイパン(06.8)

 事務所に着くと、同行した添乗員が撮影したわれわれの写真をプロジェクターで見せてくれました。しかもCD-Rに焼き付けて20$で販売するとのこと。うまい商売だなあ、購入しましたけどね。そしてすぐ裏手にあるマリアナ・ビーチで昼食のバーベキューをいただき、この後はこのビーチで自由にシュノーケリングを楽しむことができます。器材もすべて無料で貸してくれました。昨日のサンデー・ブランチの時に確保しておいたパンをもって美しい海中に入り、わさわさ集まってくる熱帯魚としばし歓談。
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 そして隣にある「マリアナ・アジアン・スパ」を無料で利用できます。海と空と雲を眺めながら、プールや風呂につかり身も心もリラックス。スパのフロントに申し出ると、ホテルまで車で送ってくれます。と、この時、山ノ神から下賜された愛用の腕時計がないことにはたと気づきました。記憶をたどると、どうやらツァーで乗った車の中に置き忘れたようです。すぐに事務所に行き、車の中を探してもらうと、あった! 忘れ物三発目、ほんとうにほんとうに気をつけましょう。自戒自戒自戒。スパの前にいた猫も呆れ顔でした。
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 車でホテルに戻る途中、ホテル・ニッコー・サイパンの前を通り過ると山ノ神がぼそっと「大きな廃墟…」と呟きました。思い当たることがあったので部屋に戻って「個人旅行 サイパン」を繙くと、あった! JALショッピング・プラザ・ラ・フィエスタの成れの果てだあ! 2001年度版のガイドブックなのでまだ記載されていたのでした。はははははは、噴飯噴飯臍茶臍茶、バブルの夢の痕なのですかね、そうした愚行を繰り返さないためにも是非永久保存措置をとってほしいものです。もしバブル廃墟の探索に勤しんでいる方がおられたら、これはなかなかの物件かもしれませぬ。と同時にムカムカとしてきました。JALという企業は、労働組合を弾圧し、労働者をいじめ、安全性を無視してひたすら利潤を追求する一方で、こんな超巨大商店をつくってしかも破綻していたのですね。ますますJALに乗る気が失せました。
 もひとつ余談。そのガイドブックには、こういう紹介文がありました。「サイパンで最も大きなショッピングセンターで、高級ブランド品以外にもリゾートウエアを中心としたオリジナル・ブティックやギフト・ショップ、レストランが豊富だ。」 これは何語だ! 「サイパンで最も大きな商店街で、高級銘柄品以外にも行楽地用の服を中心とした独自の洋品店や土産屋、食堂が豊富だ。」でいいではないか! プンプン
 とうわけで、少々体力は必要ですが、なかなか充実したツァーでした。お薦めです。夕食はホテル内にあるイタリア料理店「ジョバニス」。なかなか美味しい店で、あと一回ぐらい食べに来てもいいかな。

 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2006-10-28 07:04 | 海外 | Comments(2)
Commented at 2006-10-29 19:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sabasaba13 at 2006-10-30 19:27
 こんばんは。コメントをどうもありがとうございました。
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