京都錦秋編(5):神泉苑・油小路通(06.11)

 本日は天気予報によると午前は晴れ、午後は曇り。去年の旅行でレンタサイクルを借りるのに苦労した覆轍を踏まず、今回は一ヶ月前に「京都見聞録」に予約をしておきました。この店は自転車の整備がしっかりしており、ホテルにデリバリーしてくれ乗り捨て場所も自由なので、贔屓にしています。午前九時に自転車を届けてもらい、さあ出発です。まずは神泉苑に向かいましょう。途中で茶屋四郎次郎屋敷跡や、「遺跡発掘中」という看板のある工事現場、川﨑家住宅を発見。川﨑家住宅は1926(大正15)年に建てられたもので、洋館部分は大谷石や煉瓦タイルを使用して当時流行のF.L.ライト風の意匠で仕上げられていると説明板にありました。彼が設計した帝国ホテル完成が1923(大正12)年ですから、その影響で流行したのかもしれませんね。
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 30分ほどで神泉苑に到着です。かつては雨乞いの祈祷や御霊会を行う霊場として広大な規模をほこっていたようですが、現在は縮小され見る影もありません。小さな池と竜王を祀る神社の社が中島に建っているだけで、楓もまだ色づきはじめ。あひる・こいのエサ自動販売機が設置されていましたが、「×ぼくたちはたべられません」という表示には思わず頬がゆるんでしまいました。
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 さて、ここから京都で一番長い通りである油小路通を北上します。京都の魅力の一つは、小売店や自営業が元気に頑張っていることです。職場と住居が一体であることは、街の活性化や良い雰囲気づくりに非常に有効であることがよくわかります。子どもたちが家業の手伝いをすることによって様々な体験を積めるし、彼ら/彼女らを街中で温かく見守ることができるし、近所づきあいも活発となるし、お互いの店で必要な物を買うことにより暮らしを支えあうことも可能となるでしょう。多種多様な店の看板を見るのも、京都街歩きの喜びです。呉服・和菓子・豆腐屋の多さは当然ですが、「西村金糸」「高木整理」「木村桐タンス」「横山竹材店」「牧神祭具店」「第三回内国勧業博覧会賞 琴三味線絲司」などなど京の暮らしを彷彿とさせる店が目白押し。造園がさかんなので、竹材店が商売として成り立つのだろうなあ。それにしても「高木整理」って何をする店なのだろふ?
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 なおこの通りには楽美術館や、数多の女体レリーフが壁一面を埋めつくす旧西陣電話局もあります。
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 本日の二枚は、神泉苑と油小路通です。
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by sabasaba13 | 2007-02-09 06:10 | 京都 | Comments(0)
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