旭山動物園・ニセコ編(1):(06.12)

 高齢の、もとい、恒例の年末年始旅行ですが、山ノ神が多忙のため、五日間ほどしか旅程が組めません。ツァー・コンダクター兼シェルパ兼渉外担当の私は、全知全英をしぼりいくつかの国内旅行プランを上奏しました。宿六「大久野島でうさぎとたわむれるのは?」山ノ神「やだ」宿六「長崎で軍艦島クルージングは?」山ノ神「やだ」宿六「奄…」山ノ神「やだ」宿六「…」山ノ神「やだ」 すったもんだのあげく、北海道のニセコでスキーをしたいというご託宣がくだりました。ポンッ そしてニヤリとほくそ笑んだ山ノ神のたもうに「旭山動物園に行きたい…」 実はこの神様は動物が大好きで、動物番組をかかさず見ております。その結果ゴマフアザラシのコロニーにおける雌の役割とか、地球温暖化がイワトビペンギンの肝機能に与える影響とか、実生活において何の役にも立たない知識をしこたま持っております。よって人気沸騰中の旭山動物園に是が非でも行きたいということです。山ノ神「で、どこにあるの?」 付言しますと、この神様は地理に関する知識がかなり欠落しています。函館夜景の写真を見て渡島半島と勘違いしたらしく、「へえー北海道ってけっこう小さいんだ」と呟いたのは何を隠そう彼女です。ようがす、旅程が自由に組める安価なパック・ツァーを利用して望みをかなえてあげましょう。初日に旭川まで飛行機で行き動物園をゆったりと見物し、札幌に移動して宿泊。翌日にニセコにバスで移動し、三泊してスキーを楽しみ、新千歳空港から帰郷というプランをたてました。安逸で快適なホテル・ライフを満喫したいので、東山プリンスホテルを選択しましたが、本館と新館があるそうです。スキーをする上ではゴンゴラとつながっている新館のほうが圧倒的に便利なのですが、山ノ神はあえて本館を指名。宿泊料金が安いということもあったのですが、第六感か虫の知らせが働いたのでしょう。経験則でいうと、妻の意見と茄子の花にゃ、千に四百十三ぐらいしか無駄ない。ここは彼女の悪運を信じることにしました。
 直前の週間天気予報によると、晴れ→雨(!)→雪→雪→雪という悪天候です。ま、初日の旭山動物園だけ晴れればいいや、吹雪いたら温泉と読書と昼寝だなと覚悟を決めました。よって持参した本は少し多めです。「植民地帝国」(L.ヤング 岩波書店)、「幕末・維新」(井上勝生 岩波新書)、「動物農場」(G.オーウェル 角川文庫)、「1984年」(G.オーウェル ハヤカワ文庫)ですが、全冊読破するはめにならないよう、あんじょうたのんまっせ、山ノ神様。なお私は先端に穴が五つ開いている古いカザマのスキーしかもっていないので、現地でカービング・スキーを二人で借りることにしました。スキー靴とウェアや着替えを数日前にホテルに送り、準備万端です。Here we go !

 本日の一枚は、山ノ神が渡島半島と間違えた函館の夜景です。
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by sabasaba13 | 2007-04-05 06:52 | 北海道 | Comments(0)
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