鎌倉新緑編(07.5)

鎌倉新緑編(07.5)_c0051620_681612.jpg 先日、所用のため同僚と湘南に行ったのですが、三時間ほど鎌倉に立寄ることができました。盲亀の浮木・優曇華の花、昨年末の紅葉めぐりにつづいて駆け足で新緑を愛でることにしました。駅前で自転車を借り、まずは釈迦堂切通しへ。気温は摂氏30度近いのですが、爽やかな風が隧道を吹き抜けていきます。そして裏道を通って報国寺へ。目に染みるような竹の若葉を堪能。滑川ぞいの路を走り抜け、鎌倉宮の前を右折し、瑞泉寺へ。境内の木々もさることながら、エントランスが素晴らしいですね。拝観料を払って直進すると、文字通りの春もみじ、さまざまな色合いの新緑でざわめきあう山が眼に飛び込んできます。「山笑う」とはよくぞ言ったものです。そして風情のある磨り減った石段をおおう緑のトンネル。体が緑色に染まりそう。石段を上り切って境内に入り、さっそく大宅壮一の記念碑を撮影。「一億総白痴化」「駅弁大学」「恐妻」などの流行語をうみだした評論家ですね。ここには「男の顔は履歴書である」という名文句が刻まれています。同僚曰くその続きがあるそうです。「女の顔は…」 さてここでクエスチョン、女の顔は何でしょう? 正解は後ほど。あちらこちらから聞こえてくる鶯の声を愛でながらしばし散策。心と頭に積もった塵埃がきれいに流されていきました。そして鶴岡八幡宮、源平池に映る新緑がこれまた見事でした。ここから寿福寺へは自転車で数分です。私が鎌倉で一番好きな参道を拝んだところで時間切れ。駅前に戻って自転車を返却。これで約三時間です。
 休日は遠足でやってくる学生諸君でそりゃあもう大騒ぎなので、やはり平日が望ましいですね。なかなかその機会はつくれないのですが、一日じっくりと鎌倉新緑めぐりをしてみたいな。

 本日の四枚です。(上から源平池、報国寺、瑞泉寺、寿福寺)
鎌倉新緑編(07.5)_c0051620_683666.jpg

鎌倉新緑編(07.5)_c0051620_685586.jpg

鎌倉新緑編(07.5)_c0051620_691311.jpg

鎌倉新緑編(07.5)_c0051620_693115.jpg

by sabasaba13 | 2007-05-18 06:10 | 関東 | Comments(2)
Commented by yassy127 at 2007-05-18 06:44
本当に目に沁みる緑ですね。
臨場感ある写真で私も緑色にそめていただきました。
女の顔は・・・教えて。
Commented by sabasaba13 at 2007-05-19 08:17
 こんにちは。お褒めいただいて汗顔の至りです。
 「女の顔は○○書」というのがヒント。近々答えを掲載します。
<< 「教育再生」という悪夢 三浦半島編(14):久里浜(0... >>