「教育再生」という悪夢

 安倍伍長率いる自民党+公明党政権がまた一つルビコン川を渡りました。(もう何本目だろう?) 以下、読売新聞の記事より引用します。
教育改革関連3法案、衆院本会議で可決

 安倍内閣が今国会の最重要法案に掲げる教育改革関連3法案(学校教育法、地方教育行政法、教員免許法等の各改正案)は18日の衆院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決、参院に送付された。

 民主党の対案は否決された。21日から参院審議が始まる予定で、今国会で成立する見通しだ。

 学校教育法改正案は、教育基本法改正を受け、「我が国と郷土を愛する態度」などを義務教育の目標に盛り込み、副校長や主幹教諭などの職を新設する。地方教育行政法改正案では、非常事態に限り、文部科学相の教育委員会に対する指示権限を認める。教員免許法等改正案では、教員免許に有効期間10年の更新制を導入し、指導が不適切な教員への人事管理を徹底する。
 「日本の利益のために身を粉にして死ぬまで働く/戦うけれども、実はそれが官僚・政治家・財界の利益であることに気づかない/知ろうとしない、肉体は頑健だが頭脳はお粗末な、批判精神のかけらもない人間に育てる」のが学校の任務だとはっきり言えばいいのに。上意下達と相互監視のシステムを学校に網の目のようにはりめぐらし、そしてこの任務に粉骨砕身+滅私奉公しない教員はガンガン給料を下げ、10年毎にクビにするとはっきり言えばいいのに。でも20年後ぐらいが楽しみですね。全国すべての学校で毎朝全校朝会が開かれ、眼を輝かせた子どもたちの清らかな歌声が聞こえてくるのでしょう。国歌斉唱!
死ね 死ね
死ね死ね死ね死ね死んじまえ
お上に逆らうブタめをやっつけろ
金で心を汚してしまえ
死ねアー 死ねウー 死ね死ね
お上に逆らう日本人は邪魔っけだ
お上に逆らう日本人ぶっつぶせ
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
世界の上から消しちまえ 死ね
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね

死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね

死ね 死ね
死ね死ね死ね死ね死んじまえ
お上に逆らうサルめをやっつけろ
夢も希望も奪ってしまえ
死ねアー 死ねウー 死ね死ね
地球の外へ放り出せ
お上に逆らう日本人ぶっつぶせ
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
世界の上から消しちまえ 死ね
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね

死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
 「あなた自身の社会 スウェーデンの中学教科書」(新評論)によると、スェーデン文部省「学習指導要領の概要」(1994)には、学校の任務は「生徒に、将来を築くという困難な事業への楽観的な展望を与えること」とあるそうです。気が遠くなって眩暈がするぐらいの志の違い! わたしたちは何度目かの悪夢をまた見るはめになりそうです。自業自得ですけどね。「ユリシーズ」の中に出てくるスティーヴン・ディーダラスの言葉です。
歴史というのは…ぼくがなんとか目を覚ましたいと思っている悪夢なんです。
 追記。この重要な動きをほとんど報ぜず、立てこもりとジェットコースター事故のニュースを垂れ流すメディアと、関心をもたない多くの方々、この国の知的荒廃は奥が知れません。せめて一叢のペンペン草でありたいと思います。
by sabasaba13 | 2007-05-19 07:59 | 鶏肋 | Comments(0)
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