ヴェネツィア編(33):コンサート鑑賞(07.3)

 さてアカデミアからヴァポレットに乗ってサンタ・ルチア駅に戻りましょう。実は山ノ神が、このあたり(カンナレージョ地区)で、大皿に魚のマリネやチーズなど酒のつまみを美味しそうに盛り付けたディスプレイを見た記憶があるとのことです。そのバールで是非夕食を食べたいと所望するので、一緒に探すことにしました。しかあし… 見つからない。今夜はヴィヴァルディの「四季」を聴きにいく予定なので、そう悠長にもしていられません。はた もしやリアルト橋の近くで見かけたあの店ではないのか。ストラーダ・ヌアーヴァを足早に歩き、その店に着くと山ノ神曰く「ここよ、ここ」。「どこが記憶だ、どこが!」という言葉を飲み込み、さっそく中に入りました。地元の方々が思い思いに立ち飲み・立ち食いをしながら、和やかに楽しげに歓談をされています。幸い二つあいていたカウンター席に陣取り、酒のつまみを盛り付けた大皿とビールを注文。素朴な味の品々に舌鼓を打ち、満足です。
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 そしてリアルト橋からヴァポレットに乗って、コンサート会場へと向かいました。待合室に掲示されているイラストによる注意を何気なく見ると、犬には口輪と綱を、これはわかります。禁煙、これも了解。そして桟橋から船に飛び移るのは△… ????????????? 「飛び乗っていいけど気をつけてね」? 「落ちたら自分で責任を取れよ」? 「勝手にしやがれ」? 嗚呼わからない… こういうグレー・ゾーンを残すのがイタリアン・ウェイなのかもしれません。人間的といえば人間的ですが、いいかげんといえばいいかげん。さてヴァポレットに乗り込んでアカデミアで降り、コンサート会場のサン・ヴィダル教会に到着です。さあ本場のヴィヴァルディやいかに、と期待していたのですが、いやはやお粗末な演奏でした。速いテンポで技巧を見せびらかすだけ、ニュアンスや表現も平板・単調、眠気すらも起こらない演奏に落胆です。しかし観客からは盛大な拍手が… アンコールをしそうな雰囲気になったので、こりゃまずいとそそくさと退散。カナル・グランデの神秘的な夜景を口直しとして、ヴァポレットでホテルへと帰還。
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 本編の足跡と本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2007-08-01 06:46 | 海外 | Comments(0)
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