中国編(2):蘇州(02.3)

 本日は蘇州の観光。古来より「蘇湖熟 天下足」といわれた豊かな土地で、運河が縦横に流れる風光明媚なところだそうです。上海からバスで約2時間。バスの車窓から見える満開の菜の花畑に感激。いちめんのなのはないちめんのなのはな…という山村暮鳥の詩そのもの。実は私、大の菜の花フリークでして「朧月夜」が愛唱歌なんです。
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 留園という庭園を見学し、江蘇省絲綢研究所へ。蘇州は絹の名産地なので、絹の生産や製品を研究する国家機関のようです。同時に国営の御土産屋でもあります。でも、実際に繭から生糸を紡いでいるところを見たのは初めて。感動的でした。繭を伸ばして何枚も重ねて作った布団を武者小路氏は購入。下のように空気を抜いて圧縮してあるので、多少コンパクトになっています。しかし氏が持つと、密入国した布団押し売り商人にしか見えない… さらにもんのすごい蘇州美人によるファッションショーのおまけつき。気がつくと、綾小路氏は最前列かぶりつきに陣取り、バシャバシャ写真を撮っておりました。
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 「風楓夜泊」という詩で有名な寒山寺へ。あの寒山拾得の寒山が住職であった寺です。塔から蘇州の街並みと運河が垣間見られましたが、その美しいこと! 白壁と黒い屋根と運河のみごとなマッチングです。舟でクルージングができないのが、心残りでしかたない。そうそう、ここ寒山寺で現地の方の完璧な手鼻を拝見しました。チーンという余韻がまだ耳に残っています。拙政園という美しい庭園を拝見し、刺繍研究所に寄って本日は終了。
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 上海に戻って夕食、そしてオプショナル・ツァーの上海雑技団観賞。いやあああああああ、まいりました。十枚同時に皿を回す乙女、球状の金網の中を縦横無尽に駆け回るオートバイ、片手バランスの少女。中でも私にとってドストエフスキー的鉄槌だったのが、木製のベンチを十数個組み合わせたものを、頭に載せてバランスをとる男です。嗚呼、彼は物心ついてから十数年間、雨の日も風の日も頭にベンチを乗せ続けたんだ。生きるために… 人間って一体何なのだろう… このShanghai Circusはオ、ス、ス、メ! ○の○を質に入れても見るべし。
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 本日の一枚は、拙政園です。
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by sabasaba13 | 2007-09-16 06:10 | 海外 | Comments(0)
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