北海道編(1):札幌(04.9)

 昨年の9月に札幌・函館近辺をフラフラしてきました。夕張の炭鉱関連物件と、北海道の明治村である「開拓の村」と、未踏の地小樽と函館と、石川啄木の足跡の見物がお目当てです。下準備で札幌を調べていたら、大通公園にイサム・ノグチ作の彫刻があるという情報をゲット。そう言えば彼の遺作となったモエレ沼公園が札幌にあることを思い出し、さっそく旅程に組み込み! さらに藤森照信氏の「特選美術館三昧」を買って読んでいると、美唄にすんばらしい美術館があるとのこと。美唄といえば三菱炭鉱があるじゃないか。うしっ、ここも行こう。今回は札幌三泊、函館二泊なので、旅程の組み換えがある程度可能。天気・気分とのからみで右往左往することにしました。

 昼頃に新千歳空港に到着。利休鼠の雨が降るあいにくの天気。小生の悪運もここに尽きたかと落胆しつつ、電車で札幌に行きラーメンを食べながら本日の予定を考えます。札幌市内の彷徨か、「開拓の村」散策か。雨の日は地図で目的地をさがすのが面倒なので、後者に決定。新札幌駅まで行きタクシーで「開拓の村」に到着。ここは明治・大正時代の道内の建物を移築・復元・保存している野外博物館です。有島武郎住居や屯田兵屋や開拓小屋、にしん漁で潤った青山家住宅など興味深い物件がありました。石川啄木がかつて勤めた旧小樽新聞社を見上げて感無量。鉄道馬車も復元されており、雨に打たれながら客車を引く馬の姿には哀れを覚えます。そうそう、北海道大学恵迪寮の「ニュートンもクソの落下に気がつかず」という落書きは傑作でしたね。そりゃそうだ。愛知県にある「明治村」のようなきらびやかさはありませんが、往時の北海道の姿を想像できる、なかなかよい博物館です。あらためて、近代日本が持ったはじめての植民地は北海道と沖縄なのだなあと考えさせられました。
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 夕食はホテル近くの寿司屋で鉄火丼を食す。ファイターズの話題で、お店は盛り上がっておりました。スワローズ・ファンとしては、いつかこのチームと日本一をあらそいたいですね。さてさて今回の旅は雨模様の日が多くなると覚悟を決めました。明日も雨ならば市内彷徨、晴れたら美唄とモエレ沼公園に行くことに決定。モエレ沼公園は是が非でも晴れた日にぶつけようと心に誓います。
by sabasaba13 | 2005-02-17 06:31 | 北海道 | Comments(0)
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