「グ印関西めぐり(濃口)」

 「グ印関西めぐり(濃口)」(グレゴリ青山 メディアファクトリー)読了。私が個人的にお慕い申し上げている「散歩の奇人」グレゴリ青山氏の、普通の人は行かない/気づかない関西めぐりです。あいかわらずあくの強い絵と文章は絶好調、眩暈におそわれるようなグ印ワールドを堪能できました。梅田大魔境、大正区別世界旅行、京阪沿線銭湯めぐり、探偵小説的神戸案内、グレ高かおる現実逃避の旅、とヘッドラインを並べただけでもうキーボードを打つ指にうっすらと油が浮かんできました。濃いなあ。グレ高さん曰く「レーコさん、現実から逃避したいからってわざわざ外国に行くってのは素人の考えね。そう、別世界は何も外国にあるとは限りませんのよ」 うーん、そう言われてみると、私のしょぼい旅も現実から逃避して別世界を求めるためのものかもしれません。感性にこびりついた油膜と埃をこそげ落としてくれるよな別世界をそこいらへんで発見すべく、また旅に出ることにしましょう。
 なお本書でそそられた別世界は、京阪橋本駅周辺、淡路島の岩屋商店街、そして和歌山県の湯浅です。
by sabasaba13 | 2008-05-12 06:05 | | Comments(0)
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