京都錦秋編(1):前口上(07.12)

 ♪なのにあなたは京都へ行くの、京都の町がそれほどいいの♪ 「ええんどす!」 というわけで(どういうわけだ)、我が家の年中行事(といっても積極的に推進しているのは私)、京都の紅葉狩りに行ってまいりました。今回は山ノ神の都合によって、十二月はじめの土日に設定。昨年京都に行った際、関係者各位が口をそろえて「十二月初旬がよろし」といっておられた事も頭をよぎりました。(1)紅葉の盛りが年々遅くなっている。(2)空いている。Q.E.D. 前者はどんぴしゃでしたが、後者は外れ。これついては後ほど報告します。さて旅程はどないしまひょ。錦に染まった桂離宮と修学院離宮は是非見てみたいので、だめもと、三ヶ月前の八月末に申し込もうとしました。今ではインターネットで抽選を申し込めるのですね、こりゃあ便利になったのお、ういやつじゃ、苦しゅうないぞ、ちこうよれ。じがじ…(絶句) 何と、紅葉の綺麗な時期の土日は、頭ごなしに「申し込み不可」になっていました。怒髪天を衝き、瞋恚の炎がめらめらと燃え盛ります。なめとんのかこらあ! しかもその理由について一切の説明がありません。これは納得できない、きちんと説明責任(accountability)を果たすべきです。「政財界の有力者および高級官僚の関係者を優先させていただきます。貧乏人は麦を食べてください」とかね。やむをえず次善の策として、一度訪れてみたかった妙喜庵待庵の拝観を申し込んだところ、こちらはすぐにOKだという返事の葉書がもどってきました。よって初日にこちらを拝見して、そのすぐそばにある大山崎山荘美術館を見物、そして醍醐寺・随心院を訪れて時間があったら貴船神社まで行くことにしましょう。二日目は白川・哲学の道近辺で紅葉の盛りに訪れたことがないお寺さんをまわるという無難な旅程を組んでみました。いちおう貸し自転車をおさえておくべきだと思い、われわれ御用達、一ヶ月前に「京都見聞録」に予約をしておきました。この店は自転車の整備がしっかりしており、ホテルにデリバリーしてくれ乗り捨て場所も自由なので、贔屓にしています。持参した本は「京の路地裏」(吉村公三郎 岩波現代文庫)と「自省録」(マルクス・アウレーリウス 岩波文庫)です。
by sabasaba13 | 2008-05-23 06:06 | 京都 | Comments(2)
Commented by こいも at 2008-05-23 13:02 x
はじめまして。桂離宮の近くの住民です。
別に宮内庁の肩を持つわけではないですが、修学院も桂も土日は基本的に休みですね。週休二日ということで、特別な人だけ入れているのではないです。むしろ3,4,5,10,11月は土曜日も開けていますから、そのへんは配慮している方だと思いますよ。
それから2005年3月16日の記事に、桂離宮が写真撮影禁止だと書いていらっしゃいますが、私が2006年6月に行った時には、自由に写真が撮れました。案内してくれた職員さんが「ここは絵になるから撮っとくといいですよ」とか、「シャッター押しましょか」とか言ってくれました。
いい季節には修学院も桂も3ヶ月前の予約開始直後に埋まってしまいますが、ひょこっとキャンセルが出て、案外直近で申し込んでもぐり込めることもあります。またよろしければおいでください。
Commented by sabasaba13 at 2008-05-23 21:04
 こんばんは、こいもさん。いろいろとご教示をありがとうございました。「特別な人はコネで入れる」という疑惑は留保しますが、基本的に土日は週休日なのですね。でもやはり休日にしか行けない人が多いと思うので、ぜひ土日開園を前向きに検討してほしいです。
 写真撮影が可能になったのは喜ばしいことです、一歩前進ですね。しかし「苔の保護のため」という噴飯ものの看板が(たぶん)なくたったのは惜しいことです。キャンセル待ちで飛び込み予約をするという手はきづきませんでした、機会があったら試してみます。なんだかんだああだこうだ言っても、やはり桂離宮は超弩級の美的物件だと思います。錦秋の時期に是非行きたいのですが、難しそうですね。
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