京都錦秋編(14):貴船神社(07.12)

 さてここから長駆、一乗寺まで走りぬけ、詩仙堂に行きましょう。しかしせっかくここまで来たのですから、貴船神社も訪れたいですね。しかし叡山電鉄貴船口駅から神社までのバスは、12月以後はなくなるという情報を得ています。この間約2km、歩くのはちょと辛い。ここは苦肉の策、一乗寺のパチンコ屋に自転車を置き、タクシーをつかまえて一気に貴船神社まで行くことにしました。山中のゆえか残念ながらほとんどの木が落葉しています。もうちょっと早く来られたらさぞ綺麗だったろうなあと思わせる、貴船神社までの道のりでした。タクシーには神社の前で待っていてもらい、しばし神社を散策しましたが、紅葉はほとんど残っていません。ここは再来を期したいですね。
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 なお運転手さんは少し耳が遠いのですが話好きな方でした。京都でタクシーに乗るとしばしばこういうタイプの方に出会えます。「京都タクシー運転手語録」がつくれそう。その中で、「東北の紅葉の方が東京に近く綺麗なのに、なぜわざわざ京都に来るのか?」という疑問を、ぱっつんぱっつんの京都弁でつぶやかれました。うむむ、なぜでしょう。不肖私、実は十和田湖や奥入瀬の錦秋を見たことがありません。TV中継を見る限り、紅葉自体の美しさは京都に優るものかもしれません。しかし人間の美意識と工夫を駆使して自然を再構成した庭園とそこを彩る紅葉が、京都の素晴らしさだと愚考します。東北・北海道・カナダの紅葉はリタイア後の楽しみにとっておいて、もうしばらく京都の錦秋を味わいたいと思います。

 なおせっかくの機会ですので、過去の京都旅行におけるタクシー運転手名語録を紹介します。
「京都の寺の庭は、春夏秋冬、四回見てはじめて見たといえるんや」
「寒いから京都に行かないなんて、美を見る心がないやつや。雪なんて降ったらそれこそラッキーやで」
「お寺はんに休みなどあらへん。来る者はこばまずや」
「(渋滞の最中で)かんにんしてえな・どついたろか・なにしとんねん」
「山科はええけど、つぶしがきかんからなあ」
「高台寺のライトアップに行くんやったら、腹くくらなあかん」
「秋の京都は紅葉やなくて、人を見にくるもんや」
「拝観料やのうて入場料や。誰も仏はん拝んどらん」
「(御所に行ったといったら)天ちゃんも喜んではるやろ」
「(桂離宮をなかなか見学できないとぼやいたら)ええ遊びをするにはがんばらなあきまへん」
 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2008-06-08 07:29 | 京都 | Comments(0)
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