瀬戸内編(33):尾道(08.2)

 まずは商店街入口にある林芙美子の銅像にご挨拶。「海が見えた 海が見える 五年振りに見る尾道の海はなつかしい」と、「放浪記」の一節が刻んであります。なお天候は、この後小雨が降ったり止んだり、坂道を雨が滝のように流れるという最悪の事態は避けられそうです。高架橋を渡って山陽本線の線路を越えると、さっそく「古寺めぐり 持光寺 → 90m」と刻まれた石柱がありました。目的地・方向・距離を明示した、至れり尽くせりの標識ですね。ただ観光協会の敷いたレールを走るだけでは面白くない、雰囲気の良さそうな坂道や路地があったら躊躇なく寄り道することにしましょう。
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 正面は土堂小学校、子供たちのさしている色とりどりの傘がまるで一幅の絵のようです。ここを右に曲がると、さっそく尾道名物の坂道、そこに「二階井戸」という表示がありました。脇に入る坂を上ると金網のついた井戸があり、中を覗き込むと一階部分にある井戸から水を汲むようになっていました。なるほどこの地ならではの暮らしの知恵ですね、現在は使用されていないようです。
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 ユニークな石門をくぐり持光寺に入ると、梅の花が満開でした。
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 さて千光寺へと向かいましょう。このあたりから風情のある坂道が随所に見られます。石畳、石垣、生垣、そして眼下向こうには水蒸気に霞む尾道水道と向島。地形に沿ってうねるように湾曲しているのも味わい深いですね、カーブを曲がりきると思いも寄らぬ光景が現れたりします。階段十字路なんて尾道ならではのものですね。雨に光る石畳も美しい、と言ったら負け惜しみかな。
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 残念ながら、雨のためか猫に出会えたのは一回だけ。お堂の軒下で雨宿りをしていました。ゴミ箱を見かけましたが、この坂道だらけの町でどうやってゴミを収集するのだろう???
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2008-10-18 06:09 | 山陽 | Comments(0)
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