2005年 05月 14日 ( 1 )

銚子編(1):(05.5)

 GWに、犬吠崎灯台を見に銚子に行ってまいりました。妙福寺の藤、醤油物件、外川の街並みをからめる予定で、自転車が借りられなかったらそうそうに切り上げて野田へ行くつもりです。山ノ神は関山で山菜を摘んでいるので今回は一人旅です。
 特急「しおさい」で午前9時30分に到着。まさかGWに千葉県銚子市に来る物好きは私くらいだろうと高をくくっていたら、なかなかの混雑でした。銚子市観光協会の方、申し訳ない。いつものように観光案内所を探すとすぐ駅舎内で見つかり、地図と資料をもらって貸自転車の有無を訊ねると駅近くの自転車屋で借りられるとのこと。うわお、これほどスムーズにいったのは久しぶりです。さっそくその店に行ったところ旦那に「身分証明書あるかい」といわれたので見せたら、一瞥して終わり。名前も住所も貸し出し時間も一切記入しないで、一日735円で自転車を貸してくれました。この清々しいほどのずぼらさには胸が熱くなりました、いいことがありそうな街です。そして定番、駅前にあった喫茶店「待合室」に入りモーニング・サービスを飲み食いしながら作戦を練… ない! MSのない喫茶店もワシントン条約ものですね。やむをえずピッツァ・トーストと珈琲を注文。海沿いの道で犬吠崎に向かい、外川の街並みを散策して、銚子電鉄に沿って駅に戻るルートに決めました。まずは駅の裏手にある妙福寺へ。日蓮宗のお寺さんですが、藤で有名です。臥竜の藤を中心に藤棚が三つ、ほぼ満開に咲き誇っていました。風に揺れる藤の花と高貴な香りをしばし満喫。境内には、銚子に移住した紀州人たちの子孫300人が1898(明治31)年に結成した「銚子木国会」の碑がありました。ヤマサ醤油工場に一部残るレンガ塀の脇を走り抜け、利根川に面した第一魚市場へ。左手には銚子大橋が見えます。対岸には風力発電用の大きな風車。やっと日本にも普及してきましたね。しばらく走ると「千人塚」を発見。「阿波の鳴門か銚子の川口、伊良湖渡合が恐ろしや」といわれた海の日本三大難所の一つが利根川河口なのですね。「千人塚」は1614(慶長19)年の海難事故で千人以上の犠牲者がでた際に人々の霊をなぐさめるために建てられた供養碑です。付近には水難者の供養塔が林立していました。「第一室蘭丸」の碑には、船長と機関長の名前は記されているのに、「外水夫一名」。名も知らぬ水夫の方に合掌。
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 本日の一枚は、匂いたつ妙福寺の藤です。
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by sabasaba13 | 2005-05-14 08:22 | 関東 | Comments(0)