2005年 05月 23日 ( 1 )

沖縄編(2):那覇(03.8)

 金城町の五百年の風説と戦乱に耐えた見事な石畳には、何時来ても唸ってしまいます。今回は石畳についての解説板を発見しました。
石畳に落ちた雨水は特別に加工された土床により、吸水、浸透、ろ過される。また瓦れき、砂利等を敷くことにより、スーフカと称する用水講(ママ)へ注がれ、任意の村井(ムラガー=共同井戸)へと誘導される。島国で限りある小数の(ママ)可働力のみで、長い年月を費やし、失敗を繰り返し、血のにじむ苦労を重ね、遂に命の水を口にした。辻々の村井はすべて豊富な水で潤った。
 石畳が神々しく見えてきて、踏むをためらってしまいます。
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 すぐ脇に入ると、これも後光を放つような、戦災に焼け残った大アカギの群落があります。とても街中とは思えない森閑とした静謐な空間に林立する大アカギ。拝所があるので、御嶽(後述)として日常の信仰の対象になっているようです。巨木信仰を実感できる異空間です。歩いて儀保駅へ向かう途中で安谷川嶽(アダニガーウタキ)を発見。以下、スーパー・ニッポニカからの引用です。
御嶽(うたき)。奄美諸島と沖縄で、神社に相当する聖地をいう。森あるいはオガミともいう。たいていは樹叢をなし、本殿にあたる神聖な部分をイベ、ウブなどといい、樹木や岩石を祀る。礼拝や祭儀は、その前方の拝殿にあたる場所で行う。
 いろいろな姿の御嶽を拝見するのも、沖縄旅行の楽しみの一つ。植物に神を感じ、畏敬の念をもつというのは、我々が忘れてしまった幾多の感性の中で最も重要なものの一つだと思います。この御嶽は、アーチ門と石畳がある立派なものでした。
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 本日の一枚は、金城町の石畳。どうしてもこのアングルになってしまいます。
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by sabasaba13 | 2005-05-23 06:12 | 沖縄 | Comments(0)