2005年 05月 28日 ( 1 )

沖縄編(7):本島(03.8)

 今日もタクシー貸切。まず南風原(はえばる)文化センターで沖縄戦の展示を見学し、南風原にあった陸軍の病院壕を訪問。「ひめゆり学徒隊」が動員された病院で、30余の壕の中に設置されました。1945年5月22日、第32軍司令部の摩文仁への撤退にともないこの病院も南部へと移動します。その際に重症患者に青酸カリを配り自決を強要したケースも多々あったとのことです。しばし合掌。まるで自然災害で亡くなった方を悼むようなそっけない碑(佐藤栄作書)が気になりましたが。
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 さてわれわれも南部へと移動しましょう。途中の展望台で、エメラルドグリーンやコバルトブルーなどといった言葉が陳腐に思えるような知念の海の色を鑑賞。まず沖縄最高の聖地・斎場御嶽(セイーファーウタキ)を拝見いたしました。斎場御嶽は琉球王国最高の御嶽で、国家的儀式が執り行われた沖縄で一番重要とされた霊地です。首里王家の女性・聞得大君(きこえおおきみ)を最高の神官とする神女(ノロ)組織が維持し祈祷を捧げてきた場所で、昔は男子禁制であり、国王といえども入口から奥には立ち入れなかったとのこと。点在する巨岩・奇岩と鬱蒼とした樹林、聖なる地を体感できます。拝所では、ノロらしき女性と一組の夫婦が一心不乱に何かを祈っていました。今も息づく信仰なのですね。ここのシンボルである三庫裏(さんぐーい)という、二つの巨大な岩の縦長直角三角形の洞門をくぐると、アマミキヨが国造りを始めた地と言われる神の島、久高島をはっきりと臨むことができます。ここから久高島を遥拝するわけです。
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 そして平和祈念資料館・平和の礎・魂魄の塔・韓国人慰霊塔を訪問。運転手さん御用達の旧家を利用したそば屋「真壁ちなー」で昼食。
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 本日の二枚は知念の海と斎場御嶽です。この海の色といったら…
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by sabasaba13 | 2005-05-28 06:17 | 沖縄 | Comments(0)