2008年 09月 07日 ( 1 )

瀬戸内編(5):柳井~祝島(08.2)

 さて列車に乗って30分ほどで柳井に到着です。駅近くには観光案内所がなさそうなので、交番で港までのアクセスを訊ねると、歩いて約15分、タクシーで5~6分ということでした。これで一安心、一時間弱徘徊できそうです。駅前にはその土地の名物をオブジェとして乗っけた(私が勝手に命名した)御当地ポストがありました。こちらは金魚提灯。幕末のころ、柳井津金屋の熊谷林三郎が、青森の「ねぷた」にヒントを得、伝統織物「柳井縞」の染料を用いて創始したといわれているそうです。
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 駅から数分歩くと、国の伝統的建造物群保存地区に指定されている白壁の町並みに到着。柳井は古くから水陸交通の要衝として商業が栄え、江戸時代には「岩国吉川藩の御納戸」と呼ばれたそうです。往時の繁栄を物語る白壁の商家が両側に建ち並ぶ姿は壮観です。城下町ではなく、船の交通に便利な柳井川ぞいに自然発生的にできた市場町なので、道幅が広くて伸びやかな印象を受けました。
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 白壁+黒い腰板の土蔵にはさまれた、かけや小路もいい風情です。
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 ん? 「かにが路上を横切ります 人も車もご注意を」??? 今調べてみたところ、夏に赤手ガニがこのあたりをちょこまかと横切るとのこと。白壁にカニの赤い甲羅が美しく映え…るかどうかわかりませんが、一度見てみたいですね。柳井川に出ると、当時の船着場の名残りである小さな雁木が残されています。さてそろそろ港へ向かいましょう。
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 途中に旧周防銀行本店を利用した町並み資料館・松島詩子記念館、商家博物館「むろやの園」がありましたが、時間の関係で見学はカット。駅前からタクシーに乗って、数分で柳井港に到着、余裕のよっちゃんで船の出航時刻に間に合いました。
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 柳井港と祝島を結ぶ船便は一日二便(9:30と15:30)、よって今夜は島の宿に泊まることにしました。さて定刻どおり出航、柳井の南に突き出た細長い半島ぞいに船は南下していきます。後部のオープン・デッキに陣取り、しばしクルージングを満喫。左手に橋と大きな島が見えましたが、これが宮本常一氏の故郷、そして明日訪れる予定の周防大島ですね。途中で室津、上関といった古い港町に寄港しながら、一時間弱で祝島に到着です。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2008-09-07 08:34 | 山陽 | Comments(0)