2008年 11月 10日 ( 1 )

屋久島編(5):荒川登山口(08.3)

 午前4時のモーニング・コールで目を覚まし洗顔・歯磨き、そして同室のF氏がもってきてくれたインスタントのドリップ式珈琲をごちそうになり、頭と体と心にキックを入れました。トイレに入ると「当ホテルのトイレットペーパーは、JR九州の使用済切符を再利用した商品です」という表示がありました。切符のみなさん、ごめんね。出発前にまずは入念な持ち物チェック。参考のために紹介しましょう。服装は厚手のシャツ+ベスト+テニス用のウィンドパーカー+コットンパンツ。野球帽をかぶり厚手の靴下+トレッキング・シューズを履いて準備完了。テニス用のリュックサックに入れたのは、ちり紙(屋久杉による花粉症対策)、懐中電灯(朝暗いため)、デジタル・カメラ、予備の眼鏡、セパレートの雨具、タオル、ホテルでもらったガイド・マップ、部屋の水道水を入れたペットボトル (途中の清水で給水できるので一本で十分)。これにホテルで用意してもらったお弁当が加わります。
 予定通り午前5時にフロント前に行くとやる気満々のみなさんはすでに集合済み。夜明けにはまだ早く、漆黒の暗闇が周囲を覆っています。いつになく無口なわれわれを乗せたタクシーは夜明け前の闇の中を疾走していきます。そして午前6時少し前に、荒川登山口に到着。驚いたことに(よく考えれば当たり前)、小さな駐車場はすでに十数台の車で埋めつくされ、観光客が次から次へと出発しています。車による送迎つきの山岳ガイドを雇うケースが多いようですね。「小学生の遠足でも来るくらいだから大丈夫」というF氏の言葉を信じて、われわれはガイドをつけませんでした。この時間帯に一本だけ路線バスが運行しており、それを利用する方も多いようです。でもここにたくさんの車が駐車したら、バスが入れなくなってしまうのでは… そういえば駐車場のかなり前で、係員が交通整理をしていましたっけ。タクシーから降りると、まず用便を済ませましょう。縄文杉までの間にトイレは二箇所のみ。途中で尿意・便意ともよおし、登山道からはずれ苔や杉の根を踏んで用をたそうものなら、山岳パトロールに射殺されます(嘘)。そしてみんなで並んで記念写真を撮りました。デジタル・カメラって便利ですね、時刻は6:07。T氏曰く「これが遺影になるのかなあ」。
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 そろそろ薄明るくなってきたので、懐中電灯は必要ありませんでした。(もし暗い状況だったら必需品) ここで縄文杉までの道のりについて解説しておきましょう。大きく二つの部分に分けることができ、前半は大株歩道入口まで森林軌道の線路に沿って歩く緩やかなのぼり道です。距離は約8.1km、平均タイムは2時間30分。後半は軌道から外れて山中に入り、急な山道となります。距離は約2.5km、平均タイムは2時間。(この数値からも急峻であることがわかります) そして同じコースを荒川登山口まで戻ってくるので、単純に計算して9時間、これに休憩や食事等の時間を加えると11時間前後となるわけです。途中でケガをしても、(おそらく)高額な料金を支払ってヘリコプターの出動を依頼する以外に運搬手段はありません。よってその場合には背負うなどして人力で運ぶはめになります。捻挫等にはくれぐれもご注意を。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2008-11-10 06:08 | 九州 | Comments(0)