2008年 12月 14日 ( 1 )

屋久島編(28):喜界島(08.3)

 そして推定樹齢300年というソテツの巨木を拝見し、阿伝という集落に到着です。
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 こちらでは台風に備えてつくられたサンゴの石垣がたくさん見られます。その隙間にハブが住みつくそうですが、喜界島にはハブがいないので安心です。石垣の向こうで生い茂る木々やガジュマルとあいまって、なかなかピクチャレスクな光景でした。
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 そして阿伝小学校の奉安殿へ。校庭へおりる斜面に後ろが埋もれるようにして立っていました。さきほど訪れた坂嶺小学校のものと同じくアール・デコ?表現主義?風の意匠です。アルミ製の戸には鍵がかけられ、内部を見ることはできませんでした。これまでいくつかの奉安殿を見てきましたが、神社風と西洋建築風に大別できます。しかし意匠がけっこうバラエティに富んでいるのが気になります。いったい誰が設計をしたのでしょう? ものがものだけに、町内に住む大工の熊さんというわけにはいかないでしょう、ご教示いただければ幸甚です。
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 なおこのあたりはサトウキビ畠がつづき、ちょうど収穫の真っ最中のようでした。
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 そして奄美最大の気根多発夫婦ガジュマルへ。数多くの気根が次々に落下する巨石を抱え込み、落石防止樹としての大役も果たしているとのことです。推定樹齢850年・樹高13メートル、まるでギーガーがデザインしたようなその異形には圧倒されます。
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 そして最後の訪問地、百之台公園です。島の中央部に広がる標高203メートル、約700ヘクタールの広大な隆起珊瑚礁の高台地で、眼下には珊瑚礁の海、太平洋と東シナ海が一望できる絶景の地。残念ながら今にも雨が降りそうな曇天で、エメラルド・グリーンの輝きを見ることはできませんでした。なお解説によると、この台地は年間に約2m隆起しており、その速度は世界トップクラスだそうです。
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 さてそろそろ二時間です。運転手さんにお願いして、空港に向かう途中にあるシツル埼灯台に寄ってもらい撮影。そして田舎の無人駅のような喜界空港に到着です。
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 空港の前には「島だからその考えが命とり」という交通標語を書いた大きな塔がありました。そうだよねえ、島だから何をしてもいいってわけではありませぬ。これは傑作。待合室に入り、喫茶室で珈琲を所望。お土産売り場をひやかしていると、胡麻を売っておりました。そういえば、運転手さんが最近喜界島では胡麻の栽培がさかんとなり全国的に注目されているとおっしゃっていましたっけ。
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 さて搭乗開始、プロペラ機に乗り込みターミナルの方を眺めていると、うら若き女性が泣きながら飛行機の方へ歩いてきます。そしてターミナル脇の金網の向こうには、手を振る生徒・保護者・同僚たち。そう、ここでも島から離れる先生とのお別れの場面にであえました。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2008-12-14 07:57 | 九州 | Comments(0)