2009年 04月 03日 ( 1 )

アイルランド編(21):ルアス(08.8)

 ヒューストン駅が近くなってきたので南岸へ渡ると、塀に囲まれた大きな工場がありました。どうやらここがギネスビールの工場のようですね。そしてオコンネル橋から五十分ほどで、貴族の大邸宅のような駅に到着です。さっそく明日のキラーニー行列車の指定席を予約しようと窓口に行くと…閉まっています。時刻は午後八時半、基本的に夜は働かないぞという慣行と価値観が根づいているのでしょうか。案内所で訊ねると、インターネットで予約してくれとのお言葉。すぐ近くに1ユーロを投入すると使えるコンピュータが置いてありました。しかし操作してもどうも要領がよくわかりません。ま、自由席でも大丈夫であろうと高をくくり、宿に戻ることにしました。嬉しいことにここからコノリー駅近くまで、ルアスという最新式の路面電車が走っています。路面電車大好きおじさんとしては、乗らにゃあなるめえ。(疲れたし) 自動販売機で1.5ユーロの乗車券を購入、電車を待ちながら紫煙をくゆらしていると初老の人物が近づいてきて横柄な態度で煙草を所望します。ちょっとむかっとしたので断りましたが、今回の旅行ではよく煙草をたかられました。やはり高額ということがあるのでしょう。
 そうこうしているうちにしゅるしゅると電車がホームに静かにすべりこんできました。銀色に輝くモダンな姿、そしてLRV(Light Rail Vehicle/超低床車両)と言うのでしょうか、路面と車両の床がほとんど同じ高さなので乗り降りも便利です。騒音も揺れもほとんどなく、乗り心地も快適。
c0051620_645733.jpg

 でも汚くてうるさくてがたがた揺れて古臭いリスボンの市電も、あれはあれで味があったな、と感じたのは贅沢かな。それはともかく、こうしたLRT(Light Rail Transit)=渋滞緩和と環境問題の解消を図るための新しい軌道系交通システムを導入したダブリン市の見識には敬意を表しましょう。日本でも、富山市など、その導入を図る自治体がぽちぽち出てきているのは嬉しいかぎりです。なお工事中なのか未開通なのかコノリー駅の二つ手前の停留所Abbey Streetで降ろされました。ここからホテルまで歩いて数分、途中にある商店で明日のためにミネラル・ウォーターを買っておきましょう。そうそう水の話を忘れていました。水道水はがばがば飲みましたが、旅行中も帰国後も下痢の症状はおきていません。安全性に問題はないと思いますが、消毒液の味と匂いがややきついので美味しくはありません。さて水を買うのにCOOPがあればいいのですが、残念ながらないようです。異国の都市に行くとまずCOOPを探すのですが、ダブリン、いやアイルランドではほとんど見かけませんでした。やむをえずSPARというコンビニエンス・ストアに立寄ってミネラル・ウォーターの大きなボトルを購入、レジで代金を支払おうとすると係の方は風貌からして中近東出身、外国人労働者なのでしょうか。てことは明日の夕食はケバブですね。

 本日の二枚は、ヒューストン駅とルアスです。
c0051620_66069.jpg

c0051620_661975.jpg

by sabasaba13 | 2009-04-03 06:07 | 海外 | Comments(0)