2009年 04月 04日 ( 1 )

アイルランド編(22):グレンダー・ロッホへ(08.8)

 朝起きると、空は厚い雲に覆われていますが雨は落ちていません。本日はグレンダー・ロッホへのバス・ツァーです。アイリッシュ・ブレックファストをしこたま腹に詰め込み、餌付け用のパンをいくつかいただきました。外へ出ると、さあっと小雨が降ってきました。これがアイルランド名物のシャワーってやつか、やれやれ。しかし道行く人を見ると、ほとんどの人は傘をさしていません。少々の雨なんざ屁でもない、という風情。ん? 緑色に塗られたポストには王冠のマークがあります。イギリスが支配していた時代のポストを、色を赤から緑に塗り替えて使用しているのですね。過去の植民地支配を思い起こさせる物件、普通なら撤去しそうなものです。歴史を忘れまいという戒めか、はたまた「もったいない」ということなのか。旅行会社から連絡をもらった場所、オコンネル通りのインフォメーションの前で待ちましたが、なかなかバスが来ません。ツァー参加者らしき人も何人か待っていますので注意深く見ていると、係員らしき人がやってきて名前をチェックしています。われわれも名前を確認してもらい、近くに停車していたデッカー(二階建てバス)の、もちろん上階の席を確保しました。さあ出発。
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 まずは眺めのよい二階席から街の様子を見物です。オコンネル通りを南下すると、まず否が応でも眼に入ってくるのが塔、というよりも巨大な針のような新ランドマーク「光りのモニュメント/スパイヤ」。その右手にはイオニア式の優美な円柱がファサードを飾る中央郵便局。イースター蜂起の舞台となった歴史的建造物です。
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 道路清掃車とすれちがいましたが、これもアイルランドのシンボルカラー緑色でした。19世紀前半に独立運動に尽力したダニエル・オコンネルの銅像を過ぎると、オコンネル橋。そしてツァー・バスは昨日訪れたナショナル・ギャラリー、議事堂、セント・スティーヴンス・グリーン、コンサート・ホールの前を走りぬけていきます。
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 前の車の臀部に鼻先をくっつけんばかりに停めている、路上駐車の妙技を見かけたので撮影。前後のスペースがあるのだから、そこまで意地を張ることはないのに。相変わらず霧雨が降っていますが、歩道を行く人々はほとんど傘をさしていません。オフィス・ビルの出入口で煙草を吸っている方もよく見かけました。
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 そうこうしているうちに、バスは市街地を抜け、郊外へと向かいます。このへんで添乗したガイドさんの話がはじまりました。ツァー参加者の中で日本人はわれわれのみ、当然の如く解説は英語です。よって私の語学力では1/7ほどしか理解できず、山ノ神の同時通訳が頼りです。(多謝) どうやら今年は例年になく雨が多いようで、とにかく今日も雨が止むことを祈ろう、ということでした。昨日は特にひどい雨だったらしく、氏曰く、(これは聞き取れました)NIGHTMAREのようだったと嘆息をもらしていました。悪夢のような雨か… なおガイド氏が話の中で、イギリスのことを"new neighbor"と呼んでいたのが印象的でした。アイルランドを支配し苦しめてきた古いイギリスとは違うということなのでしょう。私たちの国も、近隣アジア諸国から「新しい隣人」と呼んでもらえる日はいつか来るのでしょうか。またアイルランドには核(原子力)発電所がないそうです。危険性やコスト、あらゆる点を考慮してそれが真っ当な選択だと思いますね。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2009-04-04 07:25 | 海外 | Comments(0)