2009年 04月 24日 ( 1 )

アイルランド編(34):ホテルの朝食(08.8)

 朝、目覚めるとどよよんとした曇天、もう雨が降っていないだけでも幸甚だなと思うようになりました。とるものもとりあえず朝食会場へ。入った瞬間に山ノ神の瞳孔に星が煌くのが見え内耳に"Tafelmusik"が鳴り響くのが聞えてきました。高い天井に広い部屋、白で統一された室内、豪華だけれど趣味の良い装飾・椅子・テーブル・調度品、そして大きな窓からは庭園の緑を見ることができます。陳腐な表現ですが、まるで貴族になったみたい… 食事は完璧なアイリッシュ・ブレックファスト、味も申し分ありません。ソーダ・ブレッド、卵(目玉焼きかスクランブル・エッグ)、ベーコン(というよりも焼肉に近い)、ソーセージ、ソテーされたマッシュルーム、ベイクド・トマト、ブラック・プディング(豚の血をオートミールに混ぜたソーセージの輪切り)、ホワイト・プディング(豚肉に穀物を混ぜたソーセージの輪切り)、ジャガイモ(フライかハッシュド・ポテト)と勢ぞろいをして見得を切る剛者たちとジュース・紅茶を牛飲馬食(下品だなあ)、これまでいろいろなホテルに泊まってきましたが、間違いなく五本の指に入る朝食でした。そして紅茶をいただきながら、キラーニーにおける旅程を山ノ神にlecture。(旅程に関してはほぼ風馬牛の彼女) ここ南部のアルスター地方は自然の美しいところで、キラーニー国立公園・ケリー周遊路・ディングル半島など見どころがたくさんあります。よってその観光の起点となるここキラーニーに五泊することにしてあります。(「きゃーこの素敵なホテルに五泊もできるの!」) 今日と明日はキラーニー国立公園をサイクリング&ウォーキング、そしてケンメアという小さな町への訪問、三日目はケリー周遊路、四日目はディングル半島のバス・ツァーを予約してあるのだよ、と説明。そして部屋に戻りベッドに寝転んでTVを見ながら食後の一休み。もう北京オリンピックがはじまっておりましたが、ヨーロッパのスポーツニュースは普段なかなか目にすることのない多種多様な競技を見せてくれるのが嬉しい限りです。カヌー、馬術、われわれが一番気に入ったのが(正式名称は何というのでしょう?)シンクロナイズド二人飛び込み。二人の選手が同時に飛び込んで、技の難度・完成度と同調性を競うというものですが、個性的な息の合わせ方・タイミングの取り方、合わせ鏡を見ているような見事な技、そして着水時の水しぶきの多寡などなど、見どころは多々あります。「あんなに飛沫がたったのに、この判定員は中国選手に甘いんじゃないの」とか「この局面でdifficulty3.2の技をもってくるか、ふつう」とか好き勝手な御託を並べながらの観戦です。自国選手の登場する競技を重点的に報道する方針はもちろん理解できますが、国籍に関係なく惚れ惚れするような素晴らしい技を見たいと思う人も多いのではないでしょうか。日本のジャーナリズムに対して一考を期待します。

 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2009-04-24 06:13 | 海外 | Comments(0)