2009年 09月 12日 ( 1 )

東北錦秋編(9):抱返り渓谷(08.10)

 田沢湖から三十分ほどで抱返り渓谷に到着です。角館・田沢湖を流れる雄物川支流の玉川中流に広がる全長約10kmの渓谷で、以前は人がすれ違う時にお互いを抱きかかえるように支えあって返さなければ通れなかったほど狭く険しい山道だったことから「抱返り」と呼ばれるようになったと言われています。さすがは紅葉の名所、多くの方が訪れており、駐車場は満杯に近い状態でした。
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 神の岩橋を渡ったところまでガイドさんが先導し自由時間となりましたが、猶予されたのはたった40分! このあたりをちょっと見たらさきほどの駐車場まで戻ってくださいとガイドさんはおっしゃいますが、そんな無体な。このあたりでは、あの神秘的な青い渓流と紅葉のコントラストを上から見下ろせられないではないですか。よし、15分間で行けるところまで行って、もしビュー・ポイントに到達できなかったら諦めてすごすごと引き返すことにしましょう。まあこのあたりでも十分に綺麗なのですが、♪限りないもの、それは欲望♪です。急峻な崖に沿う遊歩道は一本道なので迷う心配はありません。
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 しばらくは樹林に遮られて渓流を見晴らすことができませんが、ちょうど15分ほど歩いたところでやっと眺望の良い場所に着きました。ほわあああああ、絵にも描けない美しさ、山の斜面を覆いつくすさまざまなニュアンスの抽象絵画のような彩り、そして谷底を流れる青緑色の清流、しばし立ち竦んでしまいました。七、八分の色づきでもうすこしすると真っ盛りになりそうですが、贅沢は言いませぬ。ここを先途と写真を撮りまくり、も一度この光景を眼に焼き付けてさあバスに戻らねば。ラグビーの右ウィングのように観光客をすりぬけ、競歩選手のような速さで歩き、集合時刻30秒前にバスにすべりこみました、やれやれ。見ることができなかった残り四分の三ほどの行程に思いを馳せながら、再訪を誓いました。そしてJTBに対する真摯なる提言です。この見事な景観を見る時間がたった40分とはあまりにも没義道です。田沢湖をカットし、昼食は渓谷近くの食堂ですませ、抱返り渓谷では一時間半ほどの自由時間をとるべきでしょう。あるいは角館を先に訪れてそこでの自由時間に昼食を含め、その後にこちらに来てもいいかもしれません。深甚なる検討を望みます。

 本日の十枚です。
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by sabasaba13 | 2009-09-12 06:52 | 東北 | Comments(0)