2009年 12月 24日 ( 1 )

土佐・阿波編(4):土佐中村へ(09.3)

 そして嬉しいサプライズ、寸毫も予期していなかったのですが、橋のたもとにある土産屋の店頭に顔はめ看板がありました。「よさこい節」で歌われた悲恋物語の主人公、竹林寺の僧・純信といかけ屋・お馬が描いてありました。そして地図を頼りに土佐料理「司」にたどりつき、さっそく元気いっぱい溌剌と「焼きさばの棒寿司!」と注文。すると店員さんは苦渋の表情を浮かべ「少々お待ちください」と言ってひっこんでしまいました。まるで永劫であるかのような一分間が過ぎ、戻ってきた彼女曰く「まことにもうしわけありません、予約客の料理で焼き場が使えず用意できません」      …      カウンターをひっくり返すわけにもいかず(しっかりと固定されていたもので)、ここは忍の一字、次善の策としてカツオのたたき定食を注文しました。「予約客の料理で包丁が使えず用意できません」と言われたら、出ていくことにしましょう。さすがに看板料理、これは快諾、すぐにニンニクをお供にひきつれ、ポン酢醤油に半身をつけ妖艶に怪しく輝くカツオのたたきのご来臨です。嗚呼美味しい! もちもちとした歯ごたえ、そしてカツオとニンニクとポン酢が奏でる味のトリコロール、鯖への思いを断ち切ってくれる美味しさでした。はあ…
 徒歩で高知駅まで戻り、売店で今回の旅では必需品となるであろう時刻表を購入。四国の路線のみをまとめたコンパクトで扱いやすい優れもの、こやつには本当にお世話になりました。また駅構内にあった観光案内所がこの時間まで開いていたのも助かりました、さっそく安芸や室戸岬の観光用資料をいただきました。そして駅の喫茶店で珈琲をいただいて列車に乗り込むと、車内に喫煙室を発見。これも嬉しいサプライズです。健康への害や他者への迷惑など、多大の批判の矢を日々総身に受けているので、こうした優しさにめぐりあうと、一夜の宿を貸してもらえたマッチ売りの少年のような気持ちになります。こうした批判はすべて甘受しますが、核(原子力)発電所の放射能や、自動車の排気ガスへの批判がほとんど見受けられないのは納得できないですね。さっそく中に入って至福の一幅、小さなモニターに次々と映し出されるJTの警告が目障りでしたが。
c0051620_6101634.jpg

 降りしきる雨と漆黒の闇の中を列車は疾駆し、定刻どおり21:41に中村着。駅前のバス停で、明日の足摺岬行きバスの発車時刻を確認し、すぐ目の前にある中村第一ホテルにチェックイン。晴れてくれとは言いませんが、せめて雨よやんでくれと祈りつつ就寝。

 本日の二枚です。
c0051620_6103745.jpg

c0051620_6105496.jpg

by sabasaba13 | 2009-12-24 06:12 | 四国 | Comments(0)