2012年 02月 01日 ( 1 )

札幌・定山渓編(8):モエレ沼公園(10.10)

 まずは「海の噴水」を見にいきましょう。幸いなるかな本日は運転最終日、これからはじまる冬季には見ることができません。ほんとうは40分のフルプログラムを山ノ神に見せてあげたかったのですが、時間の関係で15分のショートプログラムしか見られません。それでもイサム・ノグチが追い求めた「水の彫刻」を満喫することができました。高さ25mまで噴き上げるビッグワン、まるで毛皮のネックレスのようなフォッグ、アーチ噴射と、水による造形の妙に見惚れているとあっという間に時間は過ぎていきました。
c0051620_615242.jpg

 そして公園の中心施設で、ギャラリー、多目的スペース、レストラン、ショップなどがある総ガラス張りのモダンな建物「ガラスのピラミッド HIDAMARI」へ。ここの屋上からは、公園のほぼ全貌を眺望することができます。また彼について紹介するイサム・ノグチギャラリーや、「あかり」を展示しているコーナーもありました。なおこちらには次世代エネルギーの一つである雪氷熱を利用しているそうです。貯雪庫を内包し、6~9月の間、ガラス張りのアトリウム部分の冷房に役立てているとのこと。(「DAYS JAPAN」Vol.8 No.2)
c0051620_6152468.jpg

 再び自転車にまたがり、「サクラの森」へ。ここは園路で結ばれた7ヵ所の遊具エリアを含む緑豊かなゾーンです。遊具は全てイサム・ノグチのデザインによるものであり、見ていて美しく、遊んでいて楽しく、"不思議な感情を喚起する、形態と機能への入門書"という彼の言葉が具現化されているようです。歓声をあげて駆け回り遊び回る子供たち、そしていつ来てもそうなのですが、この遊具で遊ぶ大人たちの姿をよく見かけます。わかるわかる、こんなにきれいで素敵でユニークな遊具を見せられたら、じっとしていられません。私も山ノ神も全遊具を制覇しました。プレイステーションといういかがわしい遊具で子供たちを食い物にする方々と、こんな素敵な遊具を無料で提供してくれるイサム・ノグチと札幌市、その志の違いには愕然としてしまいます。「それが人間のすることか!」と叫びたい気持ちですが、「それが人間のすることだ」と言い返されそうですね。森の中に点在する七つのゾーンをすべて経巡りましたが、これもイサム・ノグチの「子供たちはひとしきり遊ぶと飽きる、しかし、森の中に違う遊具が見えて、またそれに向かって走り出す」という考えが反映されているそうです。
c0051620_6155138.jpg

 そうそう肝心の紅葉ですが、期待したほどではありませんでした。きれいに色づいた蔦がありましたが、猛暑の影響で今年は遅いのかなあ。おっ、見上げると、紺碧の空を切って、白鳥の群れがU字型に並んで優雅に飛んでいきました。
c0051620_6161013.jpg


 本日の五枚です。
c0051620_6163277.jpg

c0051620_6165321.jpg

c0051620_6171114.jpg

c0051620_617314.jpg

c0051620_6175320.jpg

by sabasaba13 | 2012-02-01 06:18 | 北海道 | Comments(0)