2012年 02月 26日 ( 1 )

青森錦秋編(14):蔦沼(10.10)

 そしてやってきたバスに乗ること四十分ほどで蔦温泉に到着、沼めぐりの小路を散策しました。一周約2.9km、ゆっくり歩いて約一時間半かかると案内地図にありました。歩きはじめると、いきなり周囲の緑を美しく映す小さな沼を通り過ぎます。
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 そして五分ほどで蔦沼に着きました。おお素晴らしい! 紅葉に染まりかかった木々、青い空と白い雲、それらをクリアに映す美しい沼。周囲の物音を沼がみな溶かし込んでしまったのか、あたりを静寂が支配しています。うーん、陳腐な表現は百も承知、まるで時が止まってしまったかのようです。紫煙をくゆらしながらしばし風景を眺め、写真を撮り、さあ次の沼へと行きましょう。
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 木々に包まれた遊歩道をすこし歩くと鏡沼です。水草が生い茂っているため、あまり湖面は見えませんが、鄙びた雰囲気の静かな沼でした。
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 近くにある月沼はどうやら干上がっているようですね、その姿は確認できませんでした。そしてゆるやかなアップダウンをくりかえし、木々の香りを胸一杯にすいこみながら長沼・菅沼と通り過ぎますが、生い茂る木々のためあまり眺望はよろしくありません。
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 そして最後の瓢箪沼に到着、こちらも緑の木々を写す鏡のような水面が魅力的。接近して写真を撮ろうと足を一歩踏み出すと…ずぶずぶずぶずぶ…やばいっ! 地面かと思いきや湿地でした。あわてて足を引き抜き事無きを得ましたが、テニスシューズは泥だらけ。ああそうだ、露天風呂用にタオルを拝借したのだったっけ。バッグから取り出したタオルで靴をふき、なんとか見られるようにはなりました。ん? 「クマ・野犬注意」? 今朝ほど宿の主人から聞いた話を思い出しましたが、まあ温泉宿もあるし観光客もけっこう歩いていたし、まさかここで遭遇することはないでしょう。
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 仙人橋へ行くバスが来るまですこし時間があるので、お土産屋さんで山菜そばをいただきました。そうそうおやじさんに、赤沼へのアクセスを訊かなければ。店番をしていたご老人曰く、「仙人橋を渡って欄干に手を当てて佇むと、急な上り坂が見えるので後は道なり。二十分ほどで着く」 前半部分が禅問答のようですが、ま、なんとかなりそうです。
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 本日の二枚、上は蔦沼、下は瓢箪沼です。
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by sabasaba13 | 2012-02-26 08:49 | 東北 | Comments(0)