2012年 12月 31日 ( 1 )

山形編(29):銀山温泉(11.8)

 午後四時半になったので予約をしておいた露天風呂に入りにいきました。山の急斜面に沿って建てられているため、旅館の内部は複雑な造りとなっています。帳場で鍵を受け取り、四階へのぼり、本館の背後に建つ別館「白銀」の一階へと並行移動して二階へ上がり、ここから渡り廊下内の階段をすこし昇ると別棟の露天風呂に到着です。脱衣場で服を脱ぎ浴場に行くと、満々とお湯を湛えた檜風呂がありました。屋内なので完全な露天風呂ではありませんが、壁一面に大きな窓が穿たれており、開放感に溢れています。眼前が木立で眺望は良くないのが難ですが、清冽な山の空気にひたれるのでよしとしましょう。二人でのんびりと湯につかり、温泉を満喫、しばし旅の疲れを癒しました。ああいいお湯だった。
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 せっかくなので、館内を探検することにしましょう。つい最近、リニューアル・オープンしたばかりなので、内装はぴかぴかに輝いています。本館四階に戻ると、塔屋の部分がモダンな談話室になっていました。レトロなテーブル・椅子・シャンデリア、テーブルの上にはガレ作のライト、格子窓には梅と鶯の彫り物がしつらえてあります。部屋の内装もできたてのほやほやで、トイレや洗面所なども最新式の設備となっています。
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 椅子に座ってビールを呑み、街並みや行き交う人々を眺めていると、いつの間にか午睡をしてしまいました。目が覚めるともう午後六時半、そろそろ黄昏時となり、旅館や街灯に灯がともっています。それでは山ノ神を誘い、銀山温泉の夜景を眺めにそぞろ歩きにいきましょう。浴衣姿で下駄をつっかけ、からころと温泉街を散策。くれなずむ濃紺の空を背景に浮かび上がる旅館のシルエット、川面に揺らめく幾多の灯、夜は夜でまた趣きのある光景を満喫できました。
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 そして午後七時、食事の時間となったので部屋に戻り、夕食を堪能。鯉の洗いに甘露煮、岩魚の刺身に尾花沢牛のロースト、地産の素材を使った料理に舌鼓を打ちました。
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 夕食を終え、午後八時半から行われる花笠踊りを見物。橋の上では、"ヤッショマカショ"という威勢のいい掛け声とともに、踊り手たちが見事な手さばきで花笠をくるくると回しています。両岸の歩道にはたくさんの湯治客が詰めかけ、たいへんな熱気でした。そして部屋へと戻り、もう一回温泉に入り、地酒を一献かたむけて就寝。
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 本日の七枚です。
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by sabasaba13 | 2012-12-31 06:59 | 東北 | Comments(0)