2014年 01月 31日 ( 1 )

イタリア編(64):ファローリア山(12.8)

 それではファローリア山(Monte Faloria)の頂へと向かいましょう。歩いても行けるのですが、すちゃらかお気軽ハイカーのわれわれの眼に入ったのは、ランドクルーザー。立て看板によると、5ユーロで山頂まで往復してくれるそうです。そういえばランドクルーザーに乗ったことはないなあ、と互いに見合す顔と顔。いや別に歩くのが面倒くさいとかかったるいとかではなくて、あくまでも後学のため利用することにしました。デッキチェアで上半身裸になって気持ちよさそうに昼寝をしている運転手さんを起こし、さっそくお願いしました。Tシャツを着て挨拶をしてくれた運転手さん、ルカと名乗りわれわれを車に迎え入れてくれました。
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 U2のボノに似た、すごく優しそうで親切な方なので一安心…いやいやまだわからないぞ、山ノ神を連れ去り身代金を要求されたりしたら…ま、その時はその時、12,000ユーロぐらいに身代金を値切りましょう。そして発進、ルカさんの抜群のドライビング・テクニックで車は快調に山道をのぼっていきます。あっという間に標高2,341mの山頂に到着、うわああああああああ、凄い。360度のパノラマ、ドロミテ山塊は私のものよ、おーほほほほほほほほ状態です。あちこち歩き回って写真を撮りまくりました。
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 ルカさんに招かれて指差す方角を見ると、ひときわ目立つ魁偉な山塊が遠くにあります。あれが噂の「トレ・チーメ」ですね、そのうち行くぜ待ってろよ。近くにはリフトの降り場があったので、冬にはここから滑走を始めるのでしょうね、いいなあ。ぜひスキーをしに再訪したいものです。というわけで至福のひと時を過ごすことができました、ルカさん、ありがとう。疑ったりしてごめんなさい。再びランドクルーザーに乗って下山、ダッシュボードを見ると"maestro di sci"と記されたステッカーが貼ってありました。山ノ神に訊ねてもらうと、冬はスキーのインストラクターをされているそうです。もしドロミテにスキーをしにくることがあったらルカさんをご指名します、と約束をし、山小屋の前で降ろしてもらいました。もう彼とは二度と会えないかもしれません…と思っていたらすぐ会えてしまったんだな、これが。ま、それは後日談です。
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 ロープウェイに乗り込んで下山、乗り場の近くにある廃線跡を利用した遊歩道をすこし漫歩しました。バス・ターミナルでは、トラックから次々とマウンテン・バイクが下ろされて、集まった方々がそれぞれ受け取っています。どこかにツァーに行ってきたのでしょうか。
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 それではホテルに戻って一休みすることにしましょう。二人してベッドに寝転びうたた寝をし、目を覚ますと午後八時を過ぎていました。お腹もへってきたし、コルソ・イタリアへくりだして夕食をとりましょう。町はお祭りムード、後で調べたら聖母被昇天祭でした。ウィキペディアによると、聖母マリアがその人生の終わりに、肉体と霊魂を伴って天国にあげられたという信仰を記念する祝日だそうです。民俗衣装で着飾った町の人々がくりひろげる華やかなパレードを見物し、シェル型のステージで行なわれていたバンド演奏を聞き、町を散策しているともう一軒のインフォメーションを見つけました。もう閉まっていたのですが、ガラスに明日の天気予報が貼ってあったのでチェック。ん? これはまずい、午後から雷雨となる模様です。山に関してはとうしろうですが、雷の恐ろしさは知っているつもりです。いかんなあ、これは慎重に計画を立てなければいけませんね。
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 夕食は「HOTEL ASTORIA」のレストランでいただくことにしました。ビール、ポルチーニ(porcino)のフェットチーネ(fettutine)とアップル・パイを堪能。そして部屋にもどって山ノ神と作戦会議、トレ・チーメやチンクエ・トッリへ行くのはちょっと無謀ですね、雷に襲われてもすぐ退避できるようトファーナ山(Monte Tofana)にかかるロープウェイに沿って行動することにしました。時間が余ったら、コルティナ周辺を散策するということで落着。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2014-01-31 06:25 | 海外 | Comments(0)