2014年 02月 04日 ( 1 )

イタリア編(65):トファーナ山(12.8)

 朝目覚めてカーテンを開けると、薄曇りながらも青天が広がっています。でも油断は禁物、予定どおりロープウェイでトファーナ山に登ることにしましょう。朝食まですこし時間があるので、低血圧の山ノ神を部屋に残し、ホテル付近を散歩してきました。朝の清冽な空気を吸いながら、あたりを睥睨する巨人のような山々を眺め、静謐な町を歩いていると、もうこれだけで旅に来た甲斐があったというもの。すれちがう人とBuongiornoと挨拶を交わしながらの、小半時の愉しい散歩でした。
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 部屋に戻ると、山ノ神もシャワーを浴び終えたところでした。それでは朝食をいただきに、一階にあるレストランへとまいりましょう。ロビーに貼ってある天気情報を見ると、午前中は晴れ時々曇り、午後には雷雨となっています。朝食は生ハムとチーズ、そしてパンだけのシンプルなものですが、とても美味。地元の食材を使っているからなのでしょうか。珈琲をいただきながら本日の行程について、地図を見せながら山ノ神に説明しました。ロープウェイを三本乗り継いでトファーナ山頂へ、もし雷に襲われたらロープウェイ駅かその近くにある山小屋に退避、後は天候次第、もし雨があがったら麓の駅からポマガニョン(Pomagagnon)の南斜面でハイキングをするつもりです、いかが。「よきにはかれえ」「御意」 ということで作戦会議は恙無く終了。
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 部屋に戻って一休みをし、午前九時ごろにいざ出発。山ノ神は喜色満面、この日のために購入したLOWA(ローバー)のトレッキング・シューズに足を入れ、意気揚々と靴紐を結びます。何でも"登山靴のベンツ"と称される有名なメーカーらしいですね。私も屋久島旅行のために購入したLA SPORTIVA(スポルティバ)を履いて準備万端。なお帰国後、このメーカーについて調べたところ、なんと故郷はここドロミテでした。1928年にドロミテ山塊の町バルディフィメで、ナルシソ・デラディオ氏によって創業されたのが、この登山靴ブランドの始まりだそうです。
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 ホテルから出てロープウェイ駅へと歩いていると、一人乗り三輪自動車がのてのてと行き交います。そののんびりとした走りっぷりが、町の雰囲気によく合っています。オリンピック・スケートリンクの前を通り過ぎると麓の駅に到着。歩いて十分ほどでした。
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 ここから"空飛ぶ矢(Freccia nel cielo)"と呼ばれる三本のロープウェイを乗り継いで、標高3,244mのトファーナ・ディ・メッツォ(Tofana di Mezzo)の山頂へとのぼります。まずは一本目のロープウェイに搭乗、コルティナの町や山々を見おろしながら空中散歩を満喫。
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 到着したのは標高1,778mのコル・ドルシエ(Col Druscie)、ここには山小屋(rifugio)とレストラン、小さな天文台があります。二本目のロープウェイを待つ間、ちょいと周辺を散策しました。ここからコルティナまで徒歩やマウンテン・バイクでおりられるコースが整備されているようです。時刻は午前十時ですが、さきほどより雲が広がり、眼下の町並みも霞んでいます。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2014-02-04 06:34 | 海外 | Comments(0)