2015年 08月 31日 ( 1 )

8.30国会10万人集会

 昨日、山ノ神と「8.30国会10万人集会」に馳せ参じてきました。戦争法案反対集会に参加するのはこれで三度目ですが、もっとも参加人数が多く、熱気と怒りとパワーにあふれていたような気がします。永田町駅で降りて国会正門前に向かいましたが、人・人・人の波に呑み込まれ身動きがとれずに、やっとのことで国会図書館の前あたりに移動してここに最後まで居続けました。主催者発表によると、参加者は12万人。警察の発表によれば3万3千人。もちろん正確な数はわかりませんが、実際に体感した雰囲気では前者に近いような気がします。できるだけ影響を抑え込みたいという警察関係者の気持ちはわかりますけれど、あまりにも過小に見積もると信頼感をますます失いますよ、老婆心ながら。
 心地良い疲労感とともに帰宅し、午後七時のNHKニュースを見ました。さてこの大規模な集会については何番目に報道されるか? 山ノ神の予測はトップ、私の予測は三番目。ビンゴ! トップはバンコクで起きたテロ事件、二番目が「スズキ」と「フォルクスワーゲン」の提携解消、やはり三番目でした。ま、籾井君ですから、こんなところでしょうね。そういえば、これだけ大きな集会だったのに、ジャーナリズムの飛ばすヘリコプターも少なかったような気がします。

 先日読み終えた『本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること』(矢部宏治 文/前泊博盛 監修 書籍情報社)に、次のような叙述がありました。
 日本国憲法の成立について知った2年後、1994年10月10日に、同じくらいびっくりするような記事が朝日新聞にのりました。9日付のニューヨーク・タイムズが「CIAが1950年代から60年代にかけて、自民党に百万ドル援助」という内容の記事を報じたというのです。
 この記事を書いたティム・ワイナー氏は、その後10人の元長官を含むCIA職員、元職員に300回以上のインタビューを行ない、2008年に『CIA秘録』を出版しています。そのワイナー氏の目から見ると、そもそも自民党というのは「岸がCIAに金を出してもらってつくった政党」なのだそうです(そこまで言いますか)。
「岸はアメリカに自分を売りこんで、こう言った。『もし私を支援してくれたら、この政党(自民党)をつくり、アメリカの外交政策を支援します。経済的に支援してもらえれば、政治的に支援しますし、安保条約にも合意します』」「CIAは1948年以降、外国の政治家を金で買収し続けていた。しかし世界の有力国で、将来の指導者をCIAが選んだ最初の国は日本だった」「岸は日本の外交政策をアメリカの望むものに変えていくことを約束した。アメリカは日本の軍事基地を維持し、日本にとっては微妙な問題である核兵器も日本国内に配備したいと考えていた。岸が見返りに求めたのは、アメリカからの政治的支援だった」(ティム・ワイナーの証言) (p.175)

 岸がCIAから資金提供を受けてつくった自民党の本質的機能とは、「安保体制を守り、運営する」ことだった。そして自民党の右派とリベラル派(保守本流)が安保を守り、自民党のリベラル派と社会党が憲法を守るという安定した三極構造(55年体制)のなかで、日米安保さえ守っていれば国内でいくら痴呆的な政治闘争に明け暮れていても政権は安泰だった。だから日本は「外交、防衛のすべてをアメリカに頼る保護国」(愚者の楽園)となっていったのだと。経済的繁栄とひきかえに、外交、防衛、そして政権選択といった国家主権を手離したツケを、これからわれわれは払わねばならないのでしょう。(p.177)
 さて彼のお孫さん、安倍晋三伍長が、安保体制の総仕上げに向けてぶいぶいと突っ走っております。意味不明かつ稚拙な例え話には噴飯してしまいますが、要するにアメリカ政府と軍が行なう先制攻撃・大義なき戦争・国家テロの片棒を一所懸命にかつぎたいということでしょう。なぜ独立国家の体裁をとりながらも、自国の利益よりもアメリカの利益を優先させるのか。(ちなみにガバン・マコーミック氏の定義では、そういう国は「属国」です) "三つ子の魂百まで"、CIAから資金提供を受けてつくられた自民党の存在理由であり本質なのですかね。
 戦後の日本と世界の歴史についてはこれからも考え続けていきたいし、これからの展望についても考えていきたいものですが、とりあえず安倍伍長に引導を渡さねばなりません。「市民の足による投票は選挙の一票よりも有効な時がある」というレーニンの言葉を支えに、できるかぎり集会やデモに参加する所存です。

 本日の三枚です。
c0051620_6291512.jpg

c0051620_6293376.jpg

c0051620_6294944.jpg

by sabasaba13 | 2015-08-31 06:30 | 鶏肋 | Comments(0)