2018年 01月 19日 ( 1 )

松輪サバ

 が大好きです。"Vissi d'arte, Vissi d'saba"(でいいのかな)が座右の銘。これまで、東奔西走、美味しい鯖を求めて幾山河を旅してきました。思い出の鯖たちよ、関サバ、首折れサバ、岬サバ、前沖サバ、金華サバ… ところが灯台下暗し、三浦半島で松輪サバという美味しい鯖が食べられるという情報を手に入れました。「全国のプライドフィッシュ」から引用します。
 昔からサバの好漁場として知られる松輪周辺の海。沿岸部である東京湾口で漁が始まるのは5月ごろから。夏に向けてだんだん湾奥へ移動していくサバの群れを追い、晩秋には千葉の袖ヶ浦沖にまで漁に出ます。波が穏やかでエサが豊富という恵まれた環境で育つ東京湾のサバ。秋には皮が脂で黄色に輝き、「黄金サバ」と呼ばれています。
 一本釣りされ、人の手に触れることなく出荷直前まで生かされている松輪サバ。鮮度が保たれているため、生食でもおいしくいただけます。しっかり肉付いた体には脂がたっぷり。特に秋のものは格別で、築地市場でも高い評価を得ています。
 魚へんに青と書くサバは、その字の通り青魚の代表格。人間の体に必要とされる良質なアミノ酸、血栓を予防するEPAや脳の働きを活性化するDHA、さらに骨や歯を丈夫にするカルシウム、また美容や健康に欠かせないビタミン類も豊富に含まれています。
 いろいろと調べてみると、12月でも食べられそうです。よろしい松輪サバを食べに行きましょう。近くに未踏の地、城ヶ島があるので立ち寄りますか。山ノ神にこのプランを話すと、葉山にある「神奈川県立近代美術館葉山館」で開かれている「堀文子展」を見たいとのご託宣がおりました。葉山か、逗子からバスで行くので旅程に組み込めますね。
 というわけで、12月の好天の吉日、松輪サバ・城ヶ島・堀文子(ロートレアモンの詩のようですね)をめぐる旅に行ってきました。

 石橋を叩いたら毀れた、念のために前日に食堂「松輪」に電話をしてみると、松輪サバの炙りは食べられるとのことでした。よろしい、予定通り決行です。午前11時に予約しました。
 『新聞記者』(望月衣塑子 角川新書)をバッグにほうりこみ、午前11時ぴったりに「松輪」に着けるよう、家を午前8時に出て東京メトロ副都心線に乗って横浜駅へ。京急の窓口で「三浦半島1DAYきっぷ」を購入しましたが、これは大正解でした。京急に乗って三浦海岸駅に着いたのが10:08、ここから剱崎行きのバスに乗りました。終点の「剱崎」でおりて、次のバス停「松輪海岸」まで一区間歩きます。ここから三分ほど歩くと松輪漁港直営の「エナ・ヴィレッヂ」二階にある食堂「松輪」に着きました。海や漁港が一望できる気持の良い食堂でした。おおっ富士山の天辺が山越しに見えるではありませんか。こいつは冬から縁起がいいわい。
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 店の方曰く、今年は不漁で、11月は二回しか松輪サバを出せなかったそうです。こいつは冬から縁起がいいわいpart2。松輪サバの炙り定食を二つ注文すると、しめ鯖も食べられるとのことでした。こいつは冬から縁起がいいわいpart3。さっそくそれも注文しました。麗らかな陽を浴びて、"われてくだけてさけて散る"波や漁港や富士山を眺めていると、松輪サバのご来臨です。おおっ待ちかねたぞ、近う寄れ。ぱく。うまい。豊かな旨味にほどよくのった脂、はるばる来た甲斐があったというものです。

 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2018-01-19 06:35 | 鶏肋 | Comments(0)