2018年 02月 11日 ( 1 )

京都観桜編(7):楽々荘(15.3)

 亀岡駅から十分ほど歩くと、楽々荘に着きました。明治時代の京都の政財界の立役者で、現在トロッコ列車が運行している旧山陰本線を敷いた実業家田中源太郎の邸宅として1900(明治33)年頃に完成した建物で、現在は料理旅館として営業しています。お目当ては、小川治兵衛(植治)が作庭した池泉廻遊式の日本庭園。フロントで見学したい旨を告げると、快く承諾していただけました。多謝。
 建物の中を抜けるとお庭に出ましたが、残念ながら池がなく小石が敷きつめられています。池の水源だった雑水川が洪水を起こし改修され、滝から池に水を落とせなくなったためだそうです。中央には板で広いスペースがつくってありますが、結婚式やビアガーデンとして利用するためでしょうか。飛び石や灯籠には見るべきものがあるのですが、全体として散漫な印象を受けました。植治が作庭した原型に戻せないものでしょうか。なおお庭からは、大きくとったガラス窓が印象的な洋館を見ることができます。
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 トイレを拝借すると、松と紅梅の男女表示でした。
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 それでは宿のある草津へと戻りましょう。やれやれ遠いなあ。列車を待つ間、駅前をぶらついていると「よろづや」というお店があり、亀岡牛の牛カツが食べられるとのこと。牛肉マニアとしては渡りに船、食べていくことにしましょう。店に入り注文をして、掲示されていたポスターを読むと、商店街のにぎわいを取り戻す起爆剤として、亀岡牛をつかったご当地グルメをいろいろなお店で提供しているそうです。おっきたきた、サクッ。クリスプなころもとジューシーな牛肉、美味しうございました。ごちそうさま。
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 亀岡駅から嵯峨野線に乗って三十分弱で京都駅に到着、琵琶湖線に乗り換えてこれまた三十分弱で草津駅に着きました。合計で一時間弱、それほど遠くはなかったですね。寝酒とつまみを買って、駅から十分強歩くと今夜の塒、草津第一ホテルに着きました。チェックインをしてシャワーを浴び、一献傾けながら明日の旅程を確認。ベッドに横たわり『沖縄の〈怒〉』を読んでいたら、いつの間にか就寝。

 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2018-02-11 17:54 | 京都 | Comments(0)