2018年 02月 18日 ( 1 )

京都観桜編(14):千本釈迦堂(15.3)

 次なるは千本釈迦堂(大報恩寺)、こちらは阿亀(おかめ)桜という素晴らしい枝垂れ桜の一発芸が見もの。その名の由来は、この寺を建てた棟梁の良妻の物語に由来します。鎌倉時代の中頃、ここに本堂を建てることになりました。それを作事した大工の棟梁が長井飛騨守高次、その妻が阿亀(おかめ)さんです。高次が重要な柱の寸法を間違えて短く切り過ぎた際、枡組で補えば良いと助言して、窮地を救いながらも「専門家でもない女性の知恵で棟梁が大仕事を成し遂げたと言われては夫の恥」と上棟式を迎える前に自殺してしまいます。やがてこの話が大工の間で伝え継がれ、江戸時代の中頃に阿亀塚がつくられ、大工・造園関係者の参拝が多いそうです。
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 雨宝院(西陣聖天宮)は桜の名所といわれていますが、残念ながら一分咲き。この時期に何度か来ているのですが、満開の桜に出会えたことがありません。よほど遅咲きなのでしょうか。なお国宝の本堂(釈迦堂)は創建時の姿をとどめ、京都市に残る最も古い仏教建築といわれています。
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 そして水火天満宮へ、狭い境内を覆い尽くすような見事な枝ぶりの枝垂れ桜が満開でした。
 それでは上品蓮台寺へ向かいましょう。途中にあったのが、知る人ぞ知る、知らない人は知らない船岡温泉です。
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 公式サイトから引用します。
 船岡温泉は京都は北区紫野、船岡山の南に位置します。文化庁の登録有形文化財にも指定された由緒ある唐破風造の建物。内装はレトロなマジョリカタイルから始まり、脱衣場の天井に彫られた鞍馬天狗や透かし彫りの欄間など芸術としか言いようがありません。
 一方、お風呂のほうは非常に近代的。日本で初めて導入されたという電気風呂をはじめ、ジェットバス、露天、薬草風呂などその実力は折り紙つきです。
また辺りはゲストハウスやカフェが立ち並び、古い歴史を持ちながらも、変化し続ける隠れた観光スポットなんです。
 そう、業界(何の業界だ)では有名なレトロ銭湯です。マジョリカタイルと欄間の透かし彫りはぜひ見てみたい、何と「爆弾三勇士」の彫り物もあるそうです。

 本日の二枚、千本釈迦堂と水火天満宮です。
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by sabasaba13 | 2018-02-18 06:35 | 京都 | Comments(0)