2018年 07月 19日 ( 1 )

仁淀川編(18):安居渓谷(15.8)

 そろそろ夕刻となったので、宝来荘へ行って風呂にはいり、夕食をいただきました。食後、高知新聞(15.8.9)を読んでいると、"三重県 写真展後援中止 「辺野古反対」を問題視"という見出しの記事がありました。
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 私の文責で要約すると、世界の紛争地帯で撮影された「DAYS JAPAN」選出の国際フォトジャーナリズム大賞を受賞した報道写真や沖縄の基地問題に関する写真を展示する「フォトジャーナリズム展三重2015」の後援を、三重県・県教育委員会が取り消しました。県教委の担当者は、「後援を承認した段階とは異なり、米軍基地の辺野古移設を反対する内容が含まれていることが問題だ。反対住民を海上保安庁が暴力で排除したとする写真のキャプションも不適切」と説明しています。写真展のチラシを見た県民から「基地移設に反対する写真展を後援するのはいかがなものか」という電子メールが寄せられたのが、きっかけのようです。
 この説明には納得がいきません。第一に、米軍と日本政府が決定したことに反対してはいけないということでしょう。しかしジャーナリズムの存在理由は「権力の監視」、それを放棄した時点でその名に値しないものとなります。三重県は、ジャーナリズムは「権力の広報」と考えておられるのでしょうか。第二に、海上保安庁による反対住民への暴力にふれたキャプションが"不適切"だという説明が曖昧です。なにが不適切なのか? 海上保安庁による暴力を暴露したことなのか、あるいは暴力は振るわれていないのにそれを捏造したというのか。
 いずれにしても、米軍と日本政府に逆らうことへの恐怖と、逆らう者への憎悪を感じます。いまの日本社会が抱えるどす黒い闇を垣間見せる、気になる記事でした。
 そしてバンガローに戻り、ラジオ講座を流しながら読書、就寝。今日も、いい一日でした。
by sabasaba13 | 2018-07-19 06:28 | 四国 | Comments(0)