2019年 01月 15日 ( 1 )

函館・札幌編(24):函館(15.9)

 そして八幡坂へ、やはりこの坂の景観は素晴らしい。ゆるやかな坂道と並木がおりなす構図は、まるで遠近法を用いた風景絵画のようです。バニシング・ポイントには紺碧の海、その向こうには緑の山々。港へ向かって歩いていく若いカップルに幸多かれと祈りながら、写真を撮影。
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 旧相馬邸は1908(明治41)年に建てられた、豪商・相馬哲平の邸宅。細部にも贅が尽くされた豪邸ということで、見学をしたかったのですが、いかんせんそろそろ列車に乗る時刻が迫ってきました。泣いて馬謖を斬る、韓信の股くぐり、見学はやめて再訪を期しましょう。なお「ブラタモリ ♯8 函館の夜景」でここが紹介されたというポスターが貼ってありました。この番組は日ごろから愛聴していますが、函館編は見逃してしまいました。
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 そしてギリシア神殿風のファサードが印象的な旧北海道庁函館支庁庁舎へ。
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 解説文を転記しておきます。
 旧北海道庁函館支庁庁舎は、明治42年(1909年)に建てられ、公園造成と合わせて昭和57年(1982年)に修復整備されたものです。特徴のひとつに柱廊玄関があり、2階に張り出した屋根が柱頭飾り(コリント式)と中央部に膨らみのある(エンタシス風)巨大な4本の柱で支えられています。
 明治末期の函館を伝えるこの洋風建築は、北海道開拓の歴史上価値が高いことから、昭和60年(1985年)北海道有形文化財に指定されています。
 現在は、1階を元町観光案内所として利用し、2階は「写真歴史館」として"北海道写真発祥の地 函館"の歴史を伝える貴重な写真機器や資料を展示しています。
 なお、江戸時代、ここ元町公園には、松前藩の亀田番所が置かれ、19世紀初めの幕府直轄時には、箱館奉行が置かれました。安政元年(1854年)に日米和親条約で箱館の開港が決まると、当時松前藩が復領していたこの地は再び幕府の直轄となり、箱館奉行が再置されましたが、港湾から近く防衛上不利であったことなどから、元治元年(1864年)に亀田の地(五稜郭)に移転しました。
 その近くに、小振りながら煉瓦造りの重厚な旧開拓使函館支庁書籍庫があります。図書館マニアなら見逃せない物件です。
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by sabasaba13 | 2019-01-15 06:16 | 北海道 | Comments(0)