2019年 06月 20日 ( 1 )

言葉の花綵191

 人は19歳から24歳の間に、知的クーデターを起こす。(ポール・ヴァレリー)

 四十を越えた純情などというのは、ぼくにはほとんど精神的奇形としか思えないのである。(中野好夫)

 雑誌とは、ただただ人の集まりだ。(アーノルド・ギングリッチ)

 三千世界の鴉を殺し 主と添寝がしてみたい (桂小五郎)
 三千世界の鴉とともに 主と添寝がしてみたい (独園和尚)

 恋愛は人世の秘鑰なり、恋愛ありて後人世あり、恋愛を抽き去りたらむには人生何の色味かあらむ。(北村透谷)

 男って、正直ね。何もかも、まる見えなのに、それでも、何かと女をだました気で居るらしいのね。犬は、爪を隠せないのね。(『火の鳥』 太宰治)

 人世七十 力囲希咄 吾が這宝剣 祖仏共に殺す (千利休)

 やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。(山本五十六)

 必要なものは必要なときに現れる。(ハリー・ポッター)

 われわれは貧しい国である。そしてわれわれはそのように生きることを学ばなければならない。(ジョン・メイナード・ケインズ)

 愛は時を忘れさせ、時は愛を忘れさせる。(プロヴァンスの諺)

 スイスは美しい国である。しかし不幸にしてスイス人が住んでいる。(unknown)

 我邦人は利害に明にして理義に暗し、事に従ふことを好みて考ふることを好まず、夫れ唯考ふることを好まず、故に天下の最明白なる道理にして、之を放過して會て怪まず、永年封建制度を甘受し士人の跋扈に任じて、所謂切棄御免の暴に遭ふも會て抗争することを為さざりし所以の者、正に其考ふること無きに坐するのみ、夫れ唯考ふることを好まず、故に凡そ其為す所浅薄にして、十二分の処所に透徹すること能はず、今後に要する所は、豪傑的偉人よりも哲学的偉人を得るに在り。(『一年有半』 中江兆民)

 こうした文化発展の最後に現われる「末人たち」(letzte Menschen)にとっては、次の言葉が真理となるのではなかろうか。「精神のない専門人、心情のない享楽人。この無のものは、人間性のかつて達したことのない段階にまですでに登りつめた、と自惚れるだろう」と。(『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 マックス・ヴェーバー)

 資本主義社会だろうと、社会主義社会だろうと、靴屋の釘の打ち方に相違のあるわけがない。(パブロ・ピカソ)
by sabasaba13 | 2019-06-20 06:23 | 言葉の花綵 | Comments(0)