2019年 10月 05日 ( 1 )

福井・富山編(21):武生(16.3)

 それでは福井駅へ戻って、武生に向かいましょう。途中でまたコンクリート製のごみ箱を見かけましたが、こちらは原形をとどめているので現役で使われているのかもしれません。駅の近くでは、テナー・サキソフォンを持ったジャズマンの像がベンチに座っていました。
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 観光案内所で自転車を返却して、JR福井駅から北陸本線敦賀行に乗ること二十分ほどで武生(たけふ)に到着です。旅行前に読んできた『小さな町小さな旅 東海・北陸』(山と渓谷社)で知ったのですが、古い建物がたくさんある風情にあふれた町のようです。楽しみですね。なお「越前市観光サイト」という、見やすく充実したHPがありますので、紹介文を転記します。なお現在は越前市と呼ばれているようです。
 越前市は古い歴史を誇るまち。奈良時代には越前国の国府が置かれ、政治や文化、経済の中心地として栄えました。総社大神宮や国分寺など、国府ならではの社寺が今も地域の人々に親しまれています。
 平安時代には「源氏物語」の作者として知られる紫式部が、生涯にただ一度だけ都を離れ、1年あまりをこの地で暮らしました。戦国時代になると、織田信長に仕えた前田利家が、現在の中心市街地あたりに大名として初めての城を築き、後の加賀百万石の礎としました。やがて、江戸幕府が成立すると、越前松平藩の重臣であった本多氏が領主となり、9代にわたって明治維新まで支配しました。
 現在の越前市の市街地は、伝統的な建物を活かした「蔵の辻」や石畳の道、昔ながらの町家など、心和む落ち着いた風情が漂っています。郊外には豊かな田園風景が広がり、コウノトリが飛来する里山では、その飼育や繁殖にも取り組んでいます。
 国の伝統的工芸品に指定される「越前和紙」「越前打刃物」「越前箪笥」は、このような恵まれた環境の中で受け継がれてきました。また、400年の歴史をもつ郷土料理「越前おろしそば」や、半世紀以上続く「たけふ菊人形」とそれを支える菊花栽培など、越前市は人の手でまちの魅力を創り、伝えつづけています。

by sabasaba13 | 2019-10-05 06:26 | 中部 | Comments(0)