2019年 12月 06日 ( 1 )

福井・富山編(73):井波(16.3)

 ギリシア風の古風な建物は井波美術館、1924(大正13)年に建てられた北陸銀行井波支店を利用したものです。作品の収蔵はしておらず、同人の方が持ち寄った地元の伝統産業である木彫、ブロンズ像や書などが展示してあるそうです。二十分ほどのんびり歩くと、豪壮な石垣が印象的な瑞泉寺に着きました。
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 石段をのぼると噂の山門がありました。山門を飾る精緻で躍動的な木彫のなんと見事なことよ、時が経つのも忘れて見惚れてしまいました。
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 それでは八日町通りを逆方向へ戻りましょう。木彫で飾られたさまざまな看板、電話ボックス、はてはバス停の標識。汲めども尽きぬ泉のように、種々の木彫があらわれて目を楽しませてくれます。
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 一心不乱に木を削る職人さんの姿も、外から見ることができました。
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 細い路地から見る八日通りの景観も風情があります。小雨が降ってきましたが、雨で光る石畳もまたいいものです。
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 交通広場の四阿では、軒にいる木彫の猫をお見逃しなく。あまり可愛くはありませんが。
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 というわけで、井波、いいですね。まだまだ見残したものがたくさんありそうです。先ほどの閑乗寺公園と併せて、必ずや再訪します。
 17:35発の高岡行きバスに乗り込み、一時間強で高岡駅前に着きました。夕食は、もちろんご当地B級グルメ二連発、ブラックラーメンと高岡コロッケです。幸い、駅前の「次元」というお店で両方食べることができました。ブラックラーメンは富山県で生まれたご当地ラーメン、戦後まもないころ。肉体労働者、食べ盛りの若者のための昼食として、"ごはんのおかず"になるような濃い味付けをしたのが始まりといわれています。醤油ベースの真っ黒いスープと大量にきかせた胡椒に舌鼓を打ちました。人によっては毀誉褒貶があるでしょうが、私は好きです。
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 高岡コロッケは、ものづくりの町として発展した高度成長期に共働きの家庭が増え、手軽で安価な惣菜として重宝がられたのが嚆矢のようです。ま、特別変わったコロッケではありませんが、それなりに美味しくいただきました。
 ホテルに戻ってシャワーを浴び、ビールと地酒を呑みながら明日の旅程に思いを馳せました。いよいよ最終日です。

 本日の五枚です。
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by sabasaba13 | 2019-12-06 10:19 | 中部 | Comments(0)